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スプリンターズSで問われる特殊な才能と方向性

2018年09月24日(月)


◆「サンデー系」と「1400m以上の実績」がポイント

馬場改修後、2015年以降のスプリンターズSは、3着以内に好走した9頭中8頭が、父か母父サンデーサイレンス系。

一方で、昨年の古馬の芝1200m重賞は、CBC賞を除く全てのレースで「父が非サンデーサイレンス系」が勝利。

以前に掲載した芝1200m重賞は走らないディープインパクト産駒の詳細も含めて、馬場改修後のスプリンターズSは、日本のスプリント重賞のカテゴリーの中では、極めて特異な才能が問われるレースであることが窺えます。

サンデー系有利の傾向に伴い、近年の当レースは「芝1400m以上の重賞連対実績」を持つ馬の相性も抜群です。

馬場改修元年の2015年は、芝1400m以上の重賞連対実績を持つ馬が1~5着以内を独占。

2016年は該当馬が2着3着、昨年は3着以内好走の全馬が当実績の該当馬。

 

・通常のスプリント重賞を得意にしないサンデー系の血が有利

・芝1400m以上の重賞実績馬が有利

 

この2項目が馬場改修後、2015年以降のスプリンターズSにおける最大の焦点と言っても大げさではありません。

要するに近年の当レースは、1200m以上でも走れる血統的な裏付けや、1400m以上の重賞でも勝ち負けができる体力の絶対値が問われるレースと言えるでしょうか。

アレスバローズは、サンデーサイレンス系ディープインパクトの産駒で、今年のCBC賞勝ち馬。

上記に記載したように、基本的にスプリント重賞を苦手とする父サンデーサイレンス系が、昨年の当カテゴリーで唯一勝利した重賞レースがCBC賞。

このCBC賞は、ディープインパクト産駒が昨年、今年と連勝中。

一昨年のCBC賞勝ち馬レッドファルクスが、昨年、一昨年のスプリンターズSを連覇したように、双方のレースは問われる才能の方向性が類似します。

ムーンクエイク、キャンベルジュニアの2頭は芝1400m以上の重賞連対実績馬。

ムーンクエイクの父アドマイヤムーンは、通常の芝スプリント重賞における王道血統とも言えるフォーティナイナー系種牡馬。

昨年のスプリンターズSも、1着3着馬が父フォーティナイナー系。

キャンベルジュニアは、父も母父も豪州系のEncosta De Lago×Redoute's Choiceという構成。

世界一のスプリント大国とも称される豪州競馬の良血馬で、世界基準の短距離G1レースという観点から見れば、その血統スケールは一枚上。

芝1200m2戦目の上積みも含めて、大きな変わり身があっても不思議はありません。

※スプリンターズSの展望、見解は水曜日以降に掲載予定です


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