2019年12月02日(月)
今週は阪神競馬場で2歳牝馬の女王決定戦、第71回阪神ジュベナイルF(G1)が行われます。
近年の当レースは、翌年の桜花賞、オークスとの直結性が高いレースとしても知られていますが、この傾向に沿うように、好走馬の大半が、リーディング上位のいわゆるクラシック血統馬が際立ちます。
中でも、現日本競馬界のチャンピオンサイアー、ディープインパクトの産駒は、出走がなかった2016年を除く、2013~2018年まで直近5年連続で必ず1頭は複勝圏内中と、抜群の相性を示しています。
尚、今年の出走予定馬の中で、ディープインパクト産駒は、リアアメリア、ヴィースバーデンの2頭のみ。
リアアメリアは、毎年の当レースで期待値の高い前走アルテミスS1着馬。
恐らく断然の人気も濃厚の1頭ですが、例年の傾向を踏まえれば、まず勝ち負けを争う1頭でしょうか。
また、今年の阪神ジュベナイルFは「ディープインパクト産駒」の出走は少ないものの「祖父ディープインパクト」は、合計8頭が出走を予定。
サンデーサイレンス産駒の全盛期から、祖父サンデーサイレンスが主流になった日本競馬界の歴史を踏まえれば、今後は、この「ディープインパクト第二世代」にも注目したいところ。
その中でも、ディープインパクトを父に持つ今世代からの新種牡馬キズナは、早くもここまで26勝(2019年11月29日現在)をマークする注目の種馬。
早期から勝ち星を量産させる辺りは、早熟性とスピードに特化した母の父Storm Catの影響を強く感じさせる種牡馬で、ディープインパクト系の中でも、より2歳重賞向きと言えるタイプの種馬でしょうか。
尚、今年の阪神ジュベナイルFに出走を予定するキズナ産駒は、クリスティ、マルターズディオサ、ルーチェデラヴィタの3頭。
※阪神ジュベナイルF(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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