2019年11月04日(月)
今週は日曜京都競馬場で、牝馬の頂上決戦エリザベス女王杯(京都芝2200m・G1)が行われます。
当レースの顕著な傾向は、3歳春のオークス、桜花賞は不出走、もしくはそれらのレースでは負けていた馬の巻き返しが起こりやすいことに尽きるでしょうか。
2014年、2015年の勝ち馬ラキシス、マリアライトは、オークス、桜花賞は不出走。
2016年の勝ち馬クイーンズリング、2018年の勝ち馬リスグラシューは、オークス、桜花賞で負けていた馬。
2017年の勝ち馬モズカッチャンは、桜花賞は不出走、オークスで負けいた馬。
オークス、桜花賞の不出走馬、あるいは負けてた馬がエリザベス女王杯に強い理由は、もちろん3歳秋以降で力をつけたことも重要ですが、クラシックディスタンスではない2200mという独特の距離(いわゆる非根幹距離)による影響も大きいのでしょう。
実際に過去10年を振り返っても、桜花賞、オークスの何れかの勝ち馬がエリザベス女王杯を制した例は、2013年のメイショウマンボ1頭のみ。
過去を振り返っても、ブエナビスタ、アパパネ、ミッキークイーン等々、そうそうたるクラシックホースが、このエリザベス女王杯では人気以下の着順に敗れています。
そういった意味では、芝2200mで行われるエリザベス女王杯は、桜花賞(芝1600m)、オークス(芝2400m)とは、若干異なる能力が要求される特殊なG1レースと言えるかも知れません。
尚、過去5年のエリザベス女王杯勝ち馬5頭は、全馬が当日単勝6番人気以内馬。
あくまでも平日の段階にはなりますが、今年のエリザベス女王杯に出走する「桜花賞orオークス不出走」or「桜花賞orオークスでは負けいた馬」の該当馬で、かつ当日単勝6番人気以内(もしくは前後)が想定される馬は、クロノジェネシス、ラッキーライラック、スカーレットカラー、クロコスミア、ウラヌスチャーム、ポンデザール辺り。
このうち、桜花賞、オークスはどちらも不出走の該当馬は、ウラヌスチャーム、クロコスミア、ポンデザールの3頭。
※エリザベス女王杯(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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