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馬場状態の見極めも重要な近年の菊花賞

2019年10月16日(水)


◆高速馬場ならマイルよりのスピードが活きる傾向も!?

いよいよ今週は、日曜京都競馬場で3歳クラシック戦線の最終戦に位置づけられる第80回菊花賞(京都芝3000m・G1)が行われます。

近年の菊花賞の特徴的な傾向という意味では、その馬場状態や天候によって、好走するキャラクターに違いがある点が挙げられます。

開催を通じてタフな馬場コンディションが顕著だった昨年の菊花賞は、グリーンダンサー、ラインゴールド、リュティエと、タフで時計を要するフランス競馬の名血系を複数持つフィエールマンが7人気1着。

単勝11番人気ながらも3着に好走したユーキャンスマイルも、母父がサンデー系種牡馬のスタミナ型の代名詞的存在のダンスインザダーク。

相当量の降雨の影響で、不良馬場開催となった一昨年は、欧州系の往年のスタミナ血統としても知られるトニービン、ブライアンズタイムの血を持つ馬のワンツー決着。

同じ良馬場でも昨年より2秒以上も速い高速決着となった2016年は、芝1200mG1勝ち馬も輩出したフレンチデピュティを母父に持ち、自身もマイル重賞の勝ち星実績があったレインボーラインが9人気2着。

この年は母エアメサイア、2代母エアデジャヴーと、マイルG1実績馬が並ぶ名血牝系で、自身も芝のマイル重賞勝ち実績があったエアスピネルが6人気ながらも3着に好走。

2015年も高速決着。1着馬キタサンブラック(5人気)は、母の父が芝のスプリント血統の第一人者サクラバクシンオー。

このように、近年の菊花賞は、タフな馬場なら重厚なキャラクター、高速馬場ならマイル、スプリント指向の強いスピード系と、馬場コンディションによって激走する馬のタイプに相違が見受けられます。

今開催の京都競馬場は、強力な台風の影響をまともに受けた先週こそ超のつくタフな馬場設定となったものの、良馬場であればレコードにも迫る高速時計も出るコンディション。

通常の良馬場であれば、マイル、スプリント寄りのスピードが活きる2014年、2015年、2016年の菊花賞に近いレースとなるでしょうか。

単勝1番人気が想定されるヴェロックスは、コースレコードにも迫る超高速決着となった今年の皐月賞では、勝ち馬サートゥルナーリアとタイム差なしの1分58秒1という破格の時計で走った高速馬場の実績馬。

マイルG1レース勝ち馬で父ジャスタウェイのスピードを相当量で受け継いだようなタイプで、時計勝負の高速馬場のほうがより力を発揮できそうなキャラクター。

こちらも上位人気が濃厚のワールドプレミアは、母が欧州の独オークス3着馬。

典型的なタフで重厚なドイツ血統馬だけに、どちらかと言えば、最後の直線で他馬の脚が上がるようなタフな馬場のほうがパフォーマンスを上げやすいでしょうか。

菊花賞(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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