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決着時計の読みもポイントになる毎日王冠

2019年09月30日(月)


◆1分44秒台ならマイルG1馬が走る!?

今週は舞台を変えて、東京、京都、新潟開催の開幕週。

今週末の東京開催では、日曜メーンで1着馬に秋の天皇賞への優先出走権が与えられる伝統の毎日王冠が行われます。

昨年の毎日王冠は、前半1000mの通過ラップが59秒ジャスト。ラスト3Fのレースラップは33秒8。

そして決着時計が1分44秒5という、コースレコードまでコンマ3秒に迫る超のつく高速決着。

ごく当たり前の話ではありますが、秋の東京開催開幕週で行われる毎日王冠は、極端な降雨などが無ければ、スピード優先の競馬になることは、何よりのポイントと言えるでしょうか。

尚、過去10年を振り返っても最も速い決着となった昨年は、1着アエロリット、2着ステルヴィオと、芝1600mG1レースの勝ち馬によるワンツー決着。

その昨年よりは僅かに時計の掛かった1分45秒台の決着だった2014~2017年は、全ての年でディープインパクト産駒が複勝圏内に好走。

2017年はディープインパクト産駒が1~3着を独占。

この傾向を踏まえれば、決着時計が1分44秒想定ならマイル寄りのキャラクターを、1分45秒半ば以上かかる想定であれば、ディープインパクト産駒を筆頭とした中距離型が狙い目でしょうか。

参考までに、今年の毎日王冠に出走を予定する芝のマイルG1レース勝ち馬は、アエロリット、インディチャンプ、ケイアイノーテック、ペルシアンナイト、モズアスコットの5頭。

ディープインパクト産駒は、ギベオン、ケイアイノーテック、ダノンキングリーの3頭。

何れにしても今週の毎日王冠は、その他の芝レースの決着時計も、しっかりとチェックしておきたいところです。

毎日王冠(G2)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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