2019年08月26日(月)
先週の新潟2歳S然り、この時期の新潟芝重賞は、末脚の重要性が高いレースが多いことでも知られていますが、今週末に行われる新潟記念も、その最たる傾向が垣間見える重賞競走。
近5年の新潟記念で3着以内に好走した15頭中12頭は「近2走以内に上がり順位4番手以内」の末脚の実績があった馬という共通項も。
特に、近年の新潟記念は、近走の道中の位置取りは、むしろ「後方」のほうが有利。
過去5年の当レースで、単勝10番人気以下で馬券に絡んだ3頭は、全馬が「近2走の道中の位置取りが6番手以下」だった馬。
これを要約すると、近年の新潟記念は、他場では差し届かず負けていた差し追い込みタイプ、特に伏兵の末脚が届きやすい傾向が垣間見えます。
今年の出走予定馬の中では、フランツはデビューから一貫して差し追い込み脚質の当レース向きと言える1頭。
加えて近3走連続で上がり最速の末脚をマークする馬柱。
ディープインパクト産駒も直近5年の新潟記念で3勝と好相性。
こちらもディープインパクト産駒のサトノワルキューレも、典型的な後方待機のキャラクター。
成績的には長いスランプが続くも、2走前の阪神牝馬Sではメンバー最速となるラスト3F32秒8の末脚を魅せたように、デビュー以来初の新潟外回り戦出走となる今回は、これまで活かしきれなかった自身の持ち味が大きく好転する可能性も。
※新潟記念(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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