2019年07月22日(月)
いよいよ今週は夏競馬も折り返し。
札幌、新潟、小倉競馬場が開幕週を迎えます。
日曜メーンで行われるアイビスサマーダッシュ(G3)は、言わずと知れた日本で唯一の直線重賞競走。
夏時期の開幕週で行われる当レースは、毎年の高速決着が定番にもなりますが、異例の「長い梅雨」が続く今年に関しては、少し捻った思考が必要になるかも知れません。
尚、週明けの時点で、今週日曜(アイビスサマーダッシュ当日)の新潟競馬場の天候は曇りのち雨予報。
今年で19回目を数えるアイビスサマーダッシュは「良馬場以外で行われた年」は、僅かに2度のみ。
どうせなら、ではありませんが、サンプル数も少なく、より難易度が上がるであろう数年に一度あるかどうかの、道悪のアイビスサマーダッシュも見てみたいものです。
余談にはなりますが、道悪馬場で行われた2009年、2006年のアイビスサマーダッシュは、単勝6番人気ならも2着に健闘したアポロドルチェ、単勝11番人気で勝利したサンアディユと、ともに後方からの差しタイプがポイントに。
仮に、今週末のアイビスサマーダッシュが道悪状況下であれば、上記のような差し追い込みタイプを狙ってみても面白いでしょうか。
アンフィトリテは、中団からの決め手を武器にするスプリンタータイプ。道悪の勝利実績も持つ馬。
父ロードカナロアは、米国ダートの名血系ストームバードの影響が強い種馬。
上記で挙げたアポロドルチェも、母父がストームバード系。
新潟芝1000m戦は、道悪コンディションになると、ダート的な才能が活きる舞台としても著名。
アルマエルナトは、現代のスプリンターとしては珍しい追い込み一辺倒のキャラクター。
鮮やかな差し切りとまではいかなかったものの、今回と同舞台となる前走の韋駄天Sでは、ラスト3F32秒0の豪脚で追い込み僅差4着と見せ場。
直線競馬に対する適性は証明済みで、差しの効きやすい道悪馬場にでもなれば大波乱演出も。
※アイビスサマーダッシュ(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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