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最高レベルの波乱度を誇る函館記念

2019年07月08日(月)


◆函館記念はダート血統に注目!?

6週に渡る開催も佳境の5週目を迎える今週の函館競馬は、日曜メーンで伝統の函館記念が行われます。

近5年の函館記念は、当日単勝3番人気以内で3着以内に好走した馬は3頭のみ。

3着以内に好走した15頭中12頭が、当日単勝5番人気以下の伏兵。

直近4年連続で単勝10番人気以下の大穴が必ず1頭は馬券に絡むなど、現日本競馬界の重賞競走の中でも、最高レベルの波乱度を誇るレースと言えるでしょうか。

この函館記念が毎年のように波乱決着になる要因の1つに、圧倒的に時計を要する馬場コンディションが挙げられます。

過去5年のラスト3F平均ラップは36秒78。

ただでさえタフな洋芝馬場に加えて、使い込まれた開催5週目の施行となる近年の函館記念は、まるでダート中距離重賞のような傾向も垣間見えます。

昨年5人気1着エアアンセム、同7人気2着サクラアンプルールは、ともに日本のダートG1馬を輩出したシンボリクリスエス、キングカメハメハの産駒。

同年13人気3着と大波乱決着の立役者となったエテルナミノルは、世界一のダート大国米国競馬の砂G1レース3勝馬で、種牡馬としても芝よりダート戦の勝ち星が上回るエンパイアメーカーの産駒。

一昨年14人気2着タマモベストプレイは、ダートG1馬も輩出したフジキセキの産駒。

同年7人気3着ヤマカツライデンは、シンボリクリスエス産駒。

2016年13人気2着ケイティープライドは、母父がクロフネの父にあたるフレンチデピュティ。クロフネは、日本競馬界が誇るダート界の最高傑作。

このように、近年の函館記念は、自身がダートG1馬か、ダートG1馬を輩出した実績のある種牡馬の産駒、あるいはダート大国米国競馬界の一流種牡馬の産駒の激走が際立ちます。

今年の出走予定馬の中で、ダート中距離的要素の強いキャラクターは、メートルダール、ポポカテペトル辺り。

メートルダールは、父がサンデー系種牡馬の中ではダート色の強いゼンノロブロイで、2014年の3着馬ステラウインド(7人気)も当種牡馬の産駒。

母父Silver Hawkは、近2年連続で穴好走馬を輩出する上記でも記載したシンボリクリスエスと同じロベルト系種牡馬。

ポポカテペトルは、母父Mr. Greeleyが、米国ダートの重賞3勝馬。

牝系はブルーアヴェニューを経由するクロフネの近親で、ダート的な馬力の才能を強く受け継いだようなタイプ。

レースの上がり3Fラップが40秒を超えた一昨年の超不良馬場の菊花賞で、3着に好走した実績も記憶に新しいところ。

※函館記念(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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