2019年07月01日(月)
近年では日本ダービー、古くは中山競馬場で行われていた当時の朝日杯FSなど、日本の重賞競走の中には、競走馬の「能力」そのものよりも「枠順」の影響のほうが強いレースも少なくありません。
今週、中京競馬場で行われるプロキオンSも、まさにその「能力」よりも「枠順」の影響が強いとさえ言える重賞競走。
近年の当レースは、内枠有利が定石。特に「道悪馬場」になると、その傾向はさらに加速します。
不良馬場で行われた昨年は、3番ゲートのウインムートが3着。惜しくも馬券には絡まなかったものの僅差4着のサクセスエナジーは1番ゲート。
2015年は、2番ゲートのベストウォーリアが4人気1着。同じく1番ゲートのキョウワダッフィーが8人気3着。この年は、3着以内に好走した3頭全馬が6番ゲート以内。
2014年のプロキオンSも、6番ゲート以内馬が3着以内を独占。1番ゲートから波乱を演出した3着ガンジスは、単勝10番人気の超伏兵。
尚、連日の降雨の影響で土日ともに道悪馬場開催となった先週の中京ダート戦は、プロキオンSの施行条件となるダ1400m戦が3鞍施行。
当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ6頭中5頭が「5番ゲート以内を引き当てた馬」という驚異的なまでの内枠天国に。
このように、中京ダ1400m戦は、プロキオンSに限らず、馬場が渋れば圧倒的に内枠が恵まれる傾向が顕著。
週明けから日曜日まで「傘マーク」が続く今週の中京競馬場の天候を踏まえれば、今年のプロキオンSも、このベタな戦略が有効に働くかも知れません。
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