2019年04月30日(火)
先週の天皇賞(春)は「長距離戦ながらもマイル寄りのスピードが要求されるレース」というアプローチから、単勝6番人気のグローリーヴェイズを本命馬に指名。
万馬券決着となった3連複馬券も本線で的中させることができましたが、今週行われるNHKマイルCも「芝1600m戦ながらも短距離寄りのスピード」が問われやすいG1競走。
特に、日本ではダート短距離や芝1200m戦に強いミスタープロスペクター(以下ミスプロ系)、ストームバード、ヴァイスリージェント、ストームバード系等々の、いわゆる米国血統馬は特注。
過去5年のNHKマイルCは、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ8頭中6頭は、父か母父が上記血統の該当馬。
近年のNHKマイルCは、ダート大国アメリカ競馬で問われるようなスピードの持続性、馬力の才能が活きるレースと言えるでしょうか。
アドマイヤマーズは、父がスプリント寄りのスピードに特化したダイワメジャー。母父は注目のミスプロ系種牡馬。
血統云々以前に、これまでの戦歴を見れば、短距離寄りのスピードに特化したタイプであることも明白ですから、少なくとも前走の皐月賞以上は走るでしょうか。
桜花賞馬でディープインパクト産駒のグランアレグリアは、母父が現米国競馬の主流血脈エーピーインディ系Tapit。
1分32秒台の高速マイル戦で、スピードを持続させる能力は前走の桜花賞で証明済。
昨年のNHKマイルCは、ディープインパクト産駒のワンツー決着。
尚、今年の当レースは、複数頭のロードカナロア産駒(ミスプロ系)も出走を予定。
ミスプロ系の相性の良さ、またスプリント寄りのスピードが活きることを踏まえれば、今後のNHKマイルCは、ロードカナロア産駒の時代が来る可能性も低くはありません。
今年は上記でも記載した想定上位人気馬が強力ですが、来年以降も長いスパンで注目したい種牡馬。
※NHKマイルC(G1)の展望、見解は水曜日以降に掲載予定です
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