2019年04月08日(月)
今週は牡馬路線のクラシックロードの幕開け。
平成最後の第79回皐月賞が開催されます。
皐月賞の最も著名な傾向は「距離延長馬が圧倒的に有利」であること。
特に「前走1800m重賞連対馬」は超特注。
近年の皐月賞は「前走1800m重賞連対馬」が、実に8連覇中。
この傾向に沿うように、芝1600mの勝利実績を持つ馬も有利。
過去5年の皐月賞で、当日単勝6番人気以下で馬券に絡んだ7頭中4頭は1600mの勝利実績馬。
2017年は、当日単勝4番人気以下の該当馬が3着以内を独占して3連単の配当金が100万円を超える大波乱の決着に。
尚、この年の上位人気3頭ファンディーナ、スワーヴリチャード、カデナは、1600mの実績がなかった馬という共通項も。
このように近年の皐月賞は、通常の馬場であれば、よりスピード指向、マイル戦でも勝ち切れるような前向きな才能が有効に働きます。
今年は断然の人気が想定されるサートゥルナーリアが、鬼門ローテの前走弥生賞(中山芝2000m)1着馬。
前項の詳細通り、近年の皐月賞は「前走1800m重賞連対馬」が8年連続で勝利中。
前走弥生賞1着馬は、8年連続で敗戦中のレース。
但し本馬は、デビュー戦の芝1600m戦で圧勝した実績も。
このさじ加減をどう捉えるか、が重要でしょうか。
ダノンキングリーは「前走1800m重賞連対馬」で、芝1600m戦も2勝。
通年の傾向で言えば、安定して走る人気馬。
ラストドラフトは、前走の弥生賞では、結果的にハナを取る形から直線で伸びきれず7着の馬柱。
近年の皐月賞は、前走が2000m戦であれば先行経験、積極的なレースをしていた馬の期待値が高いレース。
過去5年の当レースで、「当日単勝5番人気以下」かつ「前走2000m戦出走」のローテで馬券に絡んだ4頭は、全馬が前走の3コーナーの位置取りが5番手以内だった馬という共通項も。
この馬に関しては、今週の皐月賞が良馬場であれば、弥生賞の直接的な敗因である可能性が高い、道悪競馬で不完全燃焼だった前走からの大幅な上積みにも期待できます。
※皐月賞(G1)の展望、見解は水曜日以降に掲載予定です
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