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「クセ」の強い阪神芝1400m戦

2019年03月04日(月)


◆コースや舞台の「クセ」を掴むことは大万馬券的中にも繋がる

先週日曜日公開分の人気ナンバー1コンテンツ編集長の厳選勝負鞍は、本命馬として推奨した単勝5番人気の◎クラシックメタルが僅差3着。

対抗評価の○カゼノコ(2着)、そして超人気薄のマイネルオフィールの激走も手伝い、3連複のみの的中でもその合計払戻金額は100万円を超える結果となりました。

当コンテンツをご利用いただき、大きな利益を得られた皆様につきましては、この場を借りて厚くお慶び申し上げます。

3連単の的中とはいかないまでも、当レースで大きな成果を届けることができた要因の1つに、中山ダ1800m戦の構造が挙げられます。

当舞台は雨が降り道悪馬場になると、芝のスピードも高いレベルで要求されるコース。

この観点から、先週のような雨馬場になると、いわゆる「芝ダート兼用血統馬」の期待値が上昇します。

先週日曜の中山10Rの1着マイネルオフィールの母父はキングカメハメハ。2着カゼノコの父はアグネスデジタル。3着クラシックメタルの父はクロフネ。

キングカメハメハ、アグネスデジタル、クロフネの共通項は、自身か産駒が芝ダート双方のG1レース勝利実績を持つこと。

先週の結果が示すように、競馬において、そのコースや舞台の「クセ」を掴むことは最重要ファクターの1つとさえ言えるでしょうか。

今週日曜の阪神メーンで行われるフィリーズレビューも、非常に「クセ」の強い阪神芝1400m戦で行われる重賞競走。

当コースのクセを簡潔に言えば、距離短縮馬が強いこと、ダイワメジャー、フジキセキ、キングマンボ系の血を持つ馬が抜群に走ること。

過去5年のフィリーズレビューは、3着以内に好走した15頭中10頭が距離短縮ローテ。

直近3年の当レースで馬券に絡んだ9頭中5頭は、ダイワメジャー、フジキセキ、キングマンボ系の何れかの血を持つ馬という共通項も。

先週の土曜阪神12R(阪神芝1400m)も、距離短縮のダイワメジャー産駒が勝利。当レースは、父ダイワメジャーorフジキセキ系が3着以内を独占。

一週前の阪急杯も、単勝11番人気の距離短縮馬で父フジキセキ系ダノンシャンティ産駒のスマートオーディンが波乱を演出。

このように「クセ」の強い阪神芝1400m戦は、いくつかのファクターを抑えておくだけでも、事足りることも少なくないコース。

今年のフィリーズレビュー出走馬の中では、メイショウケイメイが、当コースに強いキングマンボ系ワークフォース産駒。

昨年の当レースは人気薄の父キングマンボ系が勝利。一昨年6人気3着ゴールドケープは、ワークフォースの産駒。

アズマヘリテージは、当コース、当レースで注目の距離短縮ローテで、母父フジキセキ。

デビュー2戦目の小倉2歳Sでは本命馬として推奨したように、舞台適性が合えば重賞レベルでも走るポテンシャルを秘めている1頭。

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