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皐月賞よりもスピードが活きる弥生賞

2019年02月25日(月)


◆同じコースでも「レベル」や「質」が変われば好走馬も変わる

同じコースや舞台であっても「レースのレベル」や「レースの質」によって、好走するキャラクターが変わることも競馬の面白いところ。

先週の中山ダ1200m戦は、未勝利戦3鞍のうち馬券に絡んだ9頭中8頭が、前走の3コーナーの位置取りが5番手「以内」だった馬。

一方で、1600万クラスの日曜中山10RブラッドストーンS(中山ダ1200m)は、前走の3コーナーの位置取りが5番手「以下」だった超人気薄が1着2着で、3連単の配当金も560万円を超える大波乱の結果に。

このように、中山ダ1200m戦は、同じコースであっても、下級条件では前向きなスピード、上級条件では総合力や最後の末脚の要素などが要求される傾向が顕著です。

尚、先週の日曜中山10RブラッドストーンSは「前走の3コーナーの位置取りが5番手以下だった馬」の該当馬は6頭のみ。

中山ダ1200m戦の特性をある程度把握していれば、先週のブラッドストーンSの超特大万馬券の的中も、そう難しいことではないのかも知れません。

またこれと類似した理屈で、同じ中山芝2000mで施行される「皐月賞」と「弥生賞」も、好走馬のキャラクター、タイプに相違が見られるレース。

過去5年の弥生賞は、当日単勝5番人気以下で馬券に絡んだ3頭全馬が、前走1800m以下の距離延長ローテ。

前走が朝日杯フューチュリティS(阪神芝1600m)出走馬は、6頭出走して5頭が馬券に。

さらに、過去5年の弥生賞は、芝1600m戦に勝利実績を持っていた馬の複勝率は、およそ47%、複勝回収率は130%超。

尚、過去10年の弥生賞勝ち馬が皐月賞を勝利した例は、2010年のヴィクトワールピサ1頭のみ。その他9頭の弥生賞勝ち馬は全馬が本番の舞台では負けています。

これを要約すると、毎年出走頭数も少なく、レースの展開もトライアル仕様にゆったりと流れやすいため、マイル寄りのスピードが活かされるのが弥生賞。

フルゲート18頭立てで行われるガチンコ勝負のクラシック初戦で、総合的な能力、スタミナの絶対値などもポイントになる皐月賞。

といった具合で、同じ中山芝2000mで施行されるレースであっても、その才能の方向性はまるで別物と言っても大げさではありません。

この理屈で言えば、今週の弥生賞出走予定馬の中で、真っ先に目が向くのがクリノガウディー。

前走朝日杯フューチュリティS出走の黄金馬柱。

マイル指向の強いスピードタイプを数多く輩出するスクリーンヒーロー産駒。

但し本馬は、一週後のスプリングS出走のプランも含めて、平日の段階では出否未定。あくまでも出走してくるのであれば。

ラストドラフトは、母マルセリーナがマイルG1レースの勝ち馬。

緩い展開の中山芝2000m戦で、スピードを活かす適性も前走の京成杯で証明済。

※皐月賞トライアル弥生賞(G2)の展望、見解は水曜日以降に掲載予定です

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