2019年02月04日(月)
先週の日曜京都メーンで行われた第59回きさらぎ賞は、先週の「最終見解買い目情報」でも取り挙げた8頭立て7番人気の超大穴ランスオブプラーナが大波乱馬券を演出。
ランスオブプラーナの父ケープブランコは、欧州競馬のチャンピオンサイアー、サドラーズウェルズ系種牡馬で愛国ダービー馬。
一週前のシルクロードSの◎ティーハーフ、○エスティタート同様に、先週のランスオブプラーナの激走は、通常よりもタフな馬場状態が顕著である現在の京都芝を象徴するような結果と言えるでしょうか。
今週日曜メーンで行われる京都記念、また京都芝2200m戦は、いわゆる非根幹距離の施行条件でもあり、タダでさえ「欧州指向の強いコース」と言える舞台。
2016、2017年の京都記念は、欧州のノーザンダンサー系Marju産駒のサトノクラウンが連覇。
同じ京都芝2200m戦で行われるエリザベス女王杯も、2011、2012年で欧州からの遠征馬スノーフェアリーが連覇。
先週のランスオブプラーナの激走も含め、主要のクラシックディスタンスとはやや異なる芝1800m、2200m戦などは、日本では主流ではない欧州系のタイプが走ります。
そして、通常の馬場でもこのような傾向が垣間見える当舞台だけに、通年以上にタフな馬場コンディションが顕著な今年の京都記念は、その方向性が加速する可能性も高いでしょうか。
ブラックバゴの父は欧州の最高峰、凱旋門賞勝ち馬のバゴ。
これまでの戦歴しかり、その重厚なキャラクターが災いして、通常の日本の芝中距離重賞では有り余るスタミナを持て余すようなタイプ。
京都芝2200m戦のタフな馬場設定であれば、その才能が大きく好転する可能性も。
ノーブルマーズは、往年の欧州スタミナ血統トニービンを経由するジャングルポケット産駒。
アーモンドアイが世界レコードを樹立した2走前の超高速馬場のジャパンCから、タフな京都芝で行われた前走の日経新春杯(京都芝2400m)で大きくパフォーマンスを上昇させたように、本質がスタミナを要する競馬を好むタイプ。
前走以上に「欧州的な才能」が活かされる非根幹距離の当レースであれば、前走以上の競馬も期待できるでしょうか。
※京都記念(G2)の展望、見解は水曜日以降に掲載予定です
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