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左回りのダート重賞で重視したいポイント

2019年01月21日(月)


◆東海Sに類似する根岸Sの才能の方向性

今週の関東圏の開催は、中山からその舞台を東京競馬場へと移します。

日曜日に行われる根岸S(東京ダ1400m)は、1着馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられるレース。

前週の東海S同様に、砂のマイル王者決定戦へ向けた最重要レースと言えるでしょうか。

根岸Sの攻略のポイントを大きな括りで言えば、「末脚の重要性」と「芝指向のスピード」の2点。

過去5年の根岸Sで、馬券に絡んだ15頭中12頭は「前走の上がり順位が5番手以内」だった馬。

また、過去5年の根岸Sで、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ8頭中7頭は「サンデーサイレンスの血を持つ馬」という共通項。

前週の東海Sも、類似した適性が要求される傾向が特徴的ですが、日本で行われる直線の長い左回りのダート重賞は、上記2つのポイントを押さえておくだけでも、その的中率は格段に上昇します。

サンデー系ゴールドアリュール産駒のサンライズノヴァは、前走のチャンピオンズCの上がり順位が4番手。

昨年も2着に好走した相性のいいレースですが、今年も好走期待値は高そうです。

メイショウウタゲの母父は、東京ダートG1馬を輩出した実績も持つサンデー系フジキセキ。

父プリサイスエンドは、一昨年1着、昨年3着のカフジテイクと同じ。

3連単139万円越えの大波乱を演出した3走前のエニフS(阪神ダ1400m)と同じ短縮ローテと、前走の末脚の実績こそ合致はしないものの、激走の可能性を秘める1頭でしょうか。

※根岸S(G3)の展望、見解は水曜日以降に掲載予定です


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