放送局員のウマい話

類似タイプが激走を繰り返す近年のキーンランドＣ

2025年08月18日(月)

今週末の日曜日は、札幌競馬場で第２０回キーンランドＣ(札幌芝１２００ｍ・Ｇ３)が行われます。

近年の当レースは、至って簡潔に「Storm Cat」の血を持つ馬が激走を繰り返す傾向も。

過去５年の勝ち馬５頭中４頭は、父か母父がStorm Catの血を持つ種牡馬という共通項。

昨年も「父がStorm Catの血を持つ馬」の該当馬が複勝圏内を独占して、３連単の配当金が１０万円を超える波乱決着に。

尚、種牡馬Storm Catは、その種付け価格が当時のレートで５０万ドル(当時は約５０００万円)の値がついた実績もある、ダート大国アメリカ競馬における超名血としても知られる大種牡馬。

要するに近年のキーンランドＣは、ダート的な持続力や馬力の要素に秀でたキャラクターが最も走りやすいレース、と言えるでしょうか。

参考までに、今年のキーンランドＣに出走を予定する馬の中で「父がStorm Catの血を持つ馬」の条件を満たす馬はジョーメッドヴィン1頭のみ。

ナムラクララの母父は、Storm Cat。

前走は初の洋芝出走で即回答のパフォーマンスを見せたように、当レースに限らず洋芝重賞にフィットする典型と言えるキャラクター。

※キーンランドＣ(Ｇ３)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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