放送局員のウマい話

戦歴的にはスピード指向が強い近年の毎日王冠

2024年09月30日(月)

今週末の日曜日は、東京競馬場で第７５回毎日王冠(東京芝１８００ｍ・Ｇ２)が行われます。

近年の毎日王冠は、マイル寄りのスピードが問われる傾向が顕著。

過去５年の当レースは、複勝圏内に好走した１５頭中１０頭が「マイルＧ１レースの勝ち馬」というデータも。

また、近年の毎日王冠における「マイルＧ１レースの勝ち馬」は、実に７年連続で連対中。

開幕初週に行われる１８００ｍ重賞のイメージ通りに、戦歴的には当該距離以下で活きるようなスピードが問われやすいレース。

但し、血統的には重厚なタイプが走る傾向も、当レースならではの方向性。

中でも「父欧州型orディープインパクト系orハーツクライ系」の血統馬は、過去５年で全勝、複勝圏内に好走した１５頭中１３頭が該当する特注血統。

参考までに、今年の毎日王冠に出走を予定する馬の中で「マイル重賞レースの勝ち馬」かつ「父欧州型orディープインパクト系orハーツクライ系」の血統条件も満たす馬は、カラテ１頭のみ。

シックスペンスは、自身の勝ち鞍３勝中２勝が芝１６００ｍ戦で、父がディープインパクト系キズナ。

戦歴的にはスピード指向で、血統的には中距離指向の強いキャラクターで、毎日王冠向きと言える１頭。

※毎日王冠(Ｇ２)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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