放送局員のウマい話

簡潔な血統傾向が垣間見える近年の七夕賞

2023年07月03日(月)

今週末の日曜日は、福島競馬場で第５９回七夕賞(福島芝２０００ｍ・Ｇ３)が行われます。

過去５年で複勝圏内に好走した１５頭中８頭は当日単勝６番人気以下。また、そのうち１１番人気以下の超大穴が３頭と、ＪＲＡ重賞屈指の波乱度を誇る七夕賞。

夏競馬のローカル福島競馬場で行われるハンデ重賞ということもあり、毎年一筋縄にはいきません。

但し、近年の当レースは、血統的には非常に簡潔な傾向も。

昨年の七夕賞は、母の父にディープインパクトを持つ馬が複勝圏内を独占。

一昨年は、父キングマンボ系種牡馬の産駒が複勝圏内を独占。

２０２０年は、父ステイゴールド系orキングカメハメハ系が複勝圏内を独占。

２０１９年は父ディープインパクト系、ステイゴールド系のワンツー決着。

この結果が示す通り、近年の七夕賞は「父か母父ディープインパクト系、父キングマンボ系、ステイゴールド系」の何れかに狙いを定めるだけでも十分な回収率が見込める傾向も。

参考までに、今年の七夕賞に出走を予定する馬の中で「父か母父ディープインパクト系か、父がキングマンボ系orステイゴールド系」の何れかに該当する血統馬は以下の通り。

ヴァンケドミンゴ
エヒト
ククナ
グランオフィシエ
セイウンハーデス
テーオーソラネル
トーラスジェミニ
バトルボーン
ヒンドゥタイムズ
ホウオウイクセル
ホウオウエミーズ
レインフロムヘヴン
レッドランメルト

※七夕賞(Ｇ３)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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