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非常に波乱度は高い近年の宝塚記念

2023年06月19日(月)


◆非主流コースで非主流血統がポイントに!?

今週末の日曜日は、上半期のグランプリレース第64回宝塚記念(阪神芝2200m・G1)が行われます。

過去5年の宝塚記念は、単勝1番人気馬が1勝のみ。馬券に絡んだ15頭中9頭も当日単勝4番人気以下の人気薄。

いわゆる世界の主要距離とは異なる2200m戦であること、また阪神内回りコースが舞台であること等々も含めて、毎年一筋縄では行かない傾向が垣間見えます。

主要のコースではない宝塚記念は、血統的にも日本の非主流血統馬の活躍が顕著。

中でも、スタミナ指向の強い欧州血統の名血系は毎年の馬券のポイントに。

過去5年の勝ち馬は、全馬が「父欧州型、もしくはハーツクライ産駒」という共通項。

ハーツクライの母父は欧州最高峰レースの凱旋門賞勝ち馬トニービン。

現役時代に宝塚記念同様、非根幹G1で非主流要素の強い有馬記念(中山芝2500m・G1)でディープインパクトを撃破した馬で、種牡馬としても主流ではない非根幹距離や内回り重賞で期待値の高い、主流のサンデー系の中では特殊な才能を持つ種馬。

また、臨戦過程的には一応の格が問われる傾向も。

過去5年の宝塚記念で複勝圏内に好走した15頭中13頭は「前走が芝G2以上のグレードに出走」していた馬という共通項。

参考までに今年の宝塚記念に出走を予定する馬の中で「父欧州型、もしくはハーツクライ産駒」かつ「前走が芝G2以上のグレードに出走」の条件も満たす馬は以下の通り。

ジェラルディーナ
ドゥラエレーデ
ブレークアップ
ユニコーンライオン

宝塚記念(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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