2018年10月09日(火)
3連単馬券の配当金が23万オーバーを計上した先週土曜の京都8R(京都芝2000m)は、1着馬がサマーバード産駒のエーティーラッセン。2着馬が母父アフリートのイイコトズクシ。
サマーバード、アフリートに共通するものは、何れもミスタープロスペクター系(以下ミスプロ系)種牡馬で、かつ米国ダートのG1レース勝ち馬であること。
今週行われる秋華賞(京都芝2000m)も、毎年のようにミスプロ系の血がポイントになるレース。
過去5年の秋華賞で、当日単勝5番人気以下で馬券に絡んだ5頭中4頭は「父か母父がミスプロ系種牡馬」という共通項。
米国ダートのG1血統、ひいてはミスプロ系が、この時期の京都中距離戦に強い理由は「日本の芝の高速馬場」に対する適性が高いから、といったところでしょうか。
米国競馬のダート戦は、日本のそれより圧倒的に時計が速いことでも知られています。
同様に、この時期の京都芝は良馬場であれば高速馬場がスタンダード。
日本の高速芝では、脚抜きのいいダート戦のようなトップスピードを維持し続ける持久力や、なだれ込みの才能が活かされやすいからこそ米国血統馬が走りやすい、とも言えるでしょうか。
ラッキーライラックの母父Flower Alleyは、米国ダートのG1馬で、ミスプロ系種牡馬。
その父Distorted Humorは、北米リーディングサイアーを獲得した実績もある米国競馬の王道血脈。
この馬自身もマイル重賞を3勝しているように、中距離戦の中ではスピードが問われる競馬を好むタイプで、秋華賞向きと言える1頭。
抽選対象のゴージャスランチは、母父Seeking the Goldが米国ダートのG1馬で、ミスプロ系種牡馬。
代表産駒のマイネルラヴ、シーキングザパールなどが日本の芝1200mG1レースで連対実績を持つように、スピード寄りの中距離戦は大得意。
但し今年は、断然の人気が想定されるアーモンドアイも、父がミスプロ系ロードカナロアで、相応の競馬に一定の適性があるキャラクター。
2分23秒台の走破タイムで圧勝したオークスの内容も踏まえれば、例年通りの馬場設定を条件に、その好走確率も極めて高そうです。
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