2022年06月27日(月)
今週は夏の福島開催が開幕。
そのオープニングカードとして、第71回ラジオNIKKEI賞(福島芝1800m・G3)が行われます。
過去5年のラジオNIKKEI賞で3着以内に好走した15頭中11頭は、当日単勝4番人気以下の人気薄と、小回りコースのハンデ重賞といったイメージ通り、非常に波乱度の高い当レース。
ラジオNIKKEI賞が荒れやすい大きな要因の1つとしては、JRAの番組編成の関連性が挙げられます。
過去5年のラジオNIKKEI賞で、当日単勝7人気以下で3着以内に好走した9頭中5頭は「前走東京芝で負けていた馬」という共通項。
左回りコースで直線距離も525.9mを誇る東京競馬場に対して、福島競馬場は右回りコースで直線距離も292.0m(Aコース使用時)のみ。
要するに近年のラジオNIKKEI賞は、前開催の広大な東京コースで能力を出し切れなかった小回り指向、あるいは右回り指向の強いタイプが、巻き返しやすいレースであることが推測できます。
また、この傾向に伴い、東京競馬場を得意とするような主流血統馬よりも非主流血統馬の期待値が高い傾向も当レースならでは。
過去5年のラジオNIKKEI賞で、当日単勝4人気以下で複勝圏内に好走した11頭中7頭は「父が非サンデー系」という共通項も。
参考までに、今年のラジオNIKKEI賞に出走を予定する馬の中で「前走東京芝で負けていた馬」かつ「父が非サンデー系」の条件も満たす馬は、グランディア、ショウナンマグマ、ソネットフレーズの3頭。
※ラジオNIKKEI賞(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
※その名の通り親指ひとつで様々な競馬情報を「完全無料」で取得できる大人気の競馬専門サイト【OYAYUBI競馬】では更なる馬券術を完全無料で公開しています
2018 ©Good Fortune Pond All Rights Reserved.