短距離指向のスピードが問われる近年の弥生賞

2022年02月28日(月)

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◆弥生賞は距離延長馬が圧倒的に有利!?

今週は中山競馬場で、皐月賞トライアルに位置づけられる第５９回弥生賞ディープインパクト記念(中山芝２０００ｍ・Ｇ２)が行われます。

近年の弥生賞は、少頭数のメンバー構成になりやすいこと、あるいは展開もトライアル仕様に流れやすいためか、スピード指向の強い傾向が顕著。

特に「前走芝１８００ｍ以下出走の距離延長馬」は、過去５年の弥生賞で当日単勝５番人気以下で馬券に絡んだ４頭全馬が該当する特注ローテ。

また、この傾向に伴い、血統的にも短距離寄りのスピードに長けた血統馬が走りやすい傾向も。

特に、父か母父がスピード指向の強い「ミスプロ系orノーザンダンサー系」の該当馬は、過去５年で合計１０頭が馬券に絡む特注血統。

参考までに今年の弥生賞ディープインパクト記念に出走を予定する馬の中で「前走芝１８００ｍ以下出走の距離延長馬」かつ上記血統項目も満たす馬は、インダストリア１頭のみ。

尚、ドウデュースは前走朝日杯フューチュリティＳ(阪神芝１６００ｍ・Ｇ１)１着からのローテーション。

過去１０年の弥生賞で、前走朝日杯フューチュリティＳ出走馬は８頭出走して５頭が３着以内に好走。複勝率７５.０％、複勝回収率２０３％。

この結果が示す通り、マイル寄りのスピードが活きる弥生賞は、前走朝日杯組も特注のローテーション。

※弥生賞ディープインパクト記念(Ｇ２)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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