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マイルG1ながらも短距離指向が強い朝日杯FS

2021年12月13日(月)


◆血統的にもスプリント指向の強い馬は有利!?

今週末の日曜日は、阪神競馬場で第73回朝日杯フューチュリティS(阪神芝1600m・G1)が行われます。

近年の朝日杯フューチュリティSは、マイル戦ながらもいわゆる短距離、スピード指向の強い傾向が顕著。

特に「1400m戦で勝利実績」を持つ馬は、過去5年の当レースで当日単勝7番人気以下で3着以内に好走した5頭中4頭が該当する特注系。

昨年7人気1着グレナディアガーズは、前走が芝1400mの未勝利戦で1着からの臨戦過程。

一昨年14人気3着グランレイも、前走が芝1400mの未勝利戦1着からの臨戦。

また、グレナディアガーズの父はノーザンダンサー系フランケル。

グランレイの母父はノーザンダンサー系ファルブラヴ。

どちらの種牡馬も、芝1400m以下の重賞勝ち馬を多数輩出するスピード型。

その他にも、キンシャサノキセキ、ダイワメジャー、サクラバクシンオー、スクリーンヒーロー等々、近年の当レースで人気薄で好走した馬は「父か母父が芝1400m以下の重賞で勝利実績を持つ種牡馬」の激走が際立ちます。

参考までに、今年の朝日杯フューチュリティに出走を予定する馬の中で「1400m戦で勝利実績」かつ「父か母父が芝1400m以下の重賞で勝利実績を持つ種牡馬」の条件も満たす馬は、ドーブネ1頭のみ。

その他、1400m戦の好走実績馬は、オタルエバー、カジュフェイス、シンリミテス、デュガ、トウシンマカオ辺り。

朝日杯フューチュリティS(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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