2018年08月13日(月)
2016年以降の新潟芝1400m戦におけるリーディングサイアーランキングは、1位ディープインパクト、2位ダイワメジャー。
また当コースは、種牡馬リーディングTOP10のうち、7頭が父サンデーサイレンス系種牡馬。
一方で、過去5年の芝1200mG1レース(高松宮記念、スプリンターズS)の勝ち馬10頭中8頭は、父が「非サンデーサイレンス系」種牡馬の産駒というデータも。
要するに新潟芝1400m戦は、日本の通常の短距離戦の中では問われる才能の方向性が異端。
本来はこのカテゴリーを得意にするサクラバクシンオーや、父ミスプロ系、ノーザンダンサー系が苦戦傾向にあり、中長距離を得意にするような種牡馬が大半を占める父サンデー系が有利になる傾向は、意外と知られていない裏技と言えるかもしれません。
当日単勝7番人気以下の伏兵が、複勝圏内を独占した先週土曜の新潟メーン新潟日報賞(芝1400m)は、父サンデーサイレンス系が3着以内を独占。
マンハッタンカフェ、ダイワメジャー、ネオユニヴァースと、馬券に絡んだ3頭の父は、何れも現役時代は2000m以上のG1レースに勝利実績を持つ種牡馬という共通項も。
このレースで単勝1番人気ながらも16着と大敗を喫したヴゼットジョリーは、父が非サンデーサイレンス系。2番人気アンブロジオ(4着)は、父も母父も非サンデーサイレンス系。
芝の中長距離指向が強いサンデー系種牡馬の産駒を評価して、父が非サンデー系の人気馬を疑ってかかる。
新潟芝1400m戦は、そんな簡単な戦略でも局面によっては高配当馬券を取れる確率も格段に高まります。
尚、先週の土曜新潟メーンレースで高配当馬券を演出した馬の父であるマンハッタンカフェ、ダイワメジャー、ネオユニヴァースは、全馬が現役時代に有馬記念の好走実績を持つ馬という共通項があります。
起伏の激しい中山競馬場の芝2500m戦で施行される有馬記念は、絶対的なスタミナの絶対値が要求されるレースとしても著名。
裏を返せば、新潟競馬場の内回りで行われる芝1400m戦は、有馬記念と相応の体力やタフさが問われるからこそ、芝中長距離指向の強いサンデー系種牡馬の産駒の期待値が高いとも形容できます。
意外と知られていない新潟芝1400m戦の父サンデー系。
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