放送局員のウマい話

ダービー組が断然有利のセントライト記念

2021年09月13日(月)

変則３日間開催で施行される今週末の競馬開催は、最終日の２０日(祝)に第７５回セントライト記念(中山芝２２００ｍ・Ｇ２)が行われます。

菊花賞トライアルにも位置づけられる当レースのポイントは至って簡潔で「前走日本ダービー出走馬」の期待値が抜群。

過去５年のセントライト記念で「前走日本ダービー出走馬」は３勝、３着以内に好走した１５頭中９頭も当ローテの該当馬。

中でも注目は「前走日本ダービーで１０着以下に敗戦」していた馬。

上記の該当馬は、前走日本ダービーから複勝圏内に好走した９頭中６頭が該当する近年のセントライト記念の黄金馬柱。

広大で直線距離も長く、左回りコースの東京競馬場で行われる日本ダービーに対して、小回りで直線距離も短く、右回りコースの中山競馬場で行われるセントライト記念。

このように、双方のレースは競馬場の形状がまるで異なり、言うなれば問われる能力の方向性が別物にもなるため、むしろ日本ダービーでは能力を出しきれなかった馬のほうが期待値が上昇傾向にあります。

参考までに、今年のセントライト記念に出走する馬の中で「前走日本ダービー出走」の該当馬は、ヴィクティファルス、グラティアス、タイトルホルダー、タイムトゥヘヴンの４頭。

そのうち「日本ダービーで１０着以下に敗戦」している馬は、ヴィクティファルス、タイムトゥヘヴンの２頭。

※セントライト記念(Ｇ２)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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