2021年06月28日(月)
今週の関東圏の競馬開催は、東京から舞台を移して夏の福島開催が開幕。
そのオープニングカードとして、第70回ラジオNIKKEI賞(福島芝1800m・G3)が行われます。
過去5年のラジオNIKKEI賞で3着以内に好走した15頭中10頭は、当日単勝5番人気以下の人気薄と、小回りコースのハンデ重賞といったイメージ通り、非常に波乱度の高い当レース。
ラジオNIKKEI賞が荒れやすい大きな要因の1つとしては、JRAの番組編成の関連性が挙げられます。
過去5年のラジオNIKKEI賞で、当日単勝8人気以下で3着以内に好走した6頭中3頭は「前走東京芝で負けていた馬」という共通項。
左回りコースで直線距離も525.9mを誇る東京競馬場に対して、福島競馬場は右回りコースで直線距離も292.0m(Aコース使用時)のみ。
要するに近年のラジオNIKKEI賞は、前開催の広大な東京コースで能力を出し切れなかった小回り指向の強いタイプが、巻き返しやすいレースとも言えるでしょうか。
また、JRAの主要競馬場との比較で言えば、起伏の激しい特殊なコース形態としても知られる福島競馬場で行われる重賞レースだけに、純粋に「福島芝に勝利実績を持つ馬」も有利の傾向が顕著。
昨年8人気1着バビット、一昨年9人気2着マイネルサーパス、2017年9人気3着ロードリベラル等々、近年のラジオNIKKEI賞で人気薄ながらも結果を残したこれらの馬は、福島芝に勝利実績を持っていた馬。
参考までに、今年のラジオNIKKEI賞出走予定馬の中で「前走東京芝で負けていた馬」の該当馬は以下6頭。
ヴァイスメテオール
ヴェイルネビュラ
スペシャルドラマ
ネクストストーリー
ノースブリッジ
リッケンバッカー
「福島芝に勝利実績を持つ馬」の該当馬は、ネクストストーリー1頭のみ。
※ラジオNIKKEI賞(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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