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日本の王道系が勝ち切る近年の朝日杯FS

2020年12月14日(月)


◆紛れの生じづらい外回りの阪神芝1600m戦もポイント

今週は阪神競馬場で、第72回朝日杯フューチュリティS(阪神芝1600m)が行われます。

中山競馬場から阪神競馬場のマイル戦へと舞台を移して7年目を迎える当レースは、あくまでも勝ち馬という意味では、クラシック指向、王道血統馬が、より走りやすくなった傾向も顕著。

阪神芝1600m戦となった2014年以降の当レースは、ディープインパクト産駒が3勝、キングカメハメハ、ダイワメジャー、ハーツクライの産駒がそれぞれ1勝づつと、軒並みサンデー系、キングマンボ系のリーディング上位種牡馬の産駒が勝利を挙げています。

また過去6年の勝ち馬は、全馬が「前走1着or前走上がり最速の実績」を持っていた馬という共通項も。

あくまでも勝ち切る馬という論点では、紛れの生じづらい外回りの阪神芝1600m戦だけに、末脚やポテンシャルの高さに裏付けのあるリーディング上位血統馬の期待値が極めて高い傾向が窺えます。

参考までに、今年の朝日杯フューチュリティS出走予定馬の中で、上記種牡馬の産駒に該当する「前走1着or前走上がり最速の実績」の条件も満たす馬は、テーオーダヴィンチ、モントライゼ、レッドベルオーブ、ロードマックスの4頭。

朝日杯フューチュリティS(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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