2020年11月09日(月)
従来の京都競馬場から、舞台を移して阪神競馬場で行われる今年のエリザベス女王杯(阪神芝2200m・G1)。
外回りコースで施行される従来の京都芝2200m戦に対して、阪神芝2200m戦のそれは内回りのレイアウト。
これだけをとっても、今年のエリザベス女王杯は、例年とは別物のレースになる、と言っても大げさではないでしょうか。
また、今年のエリザベス女王杯は、同じ古馬のG1レース、同じ阪神2200m戦の舞台設定という意味では、春のグランプリレース宝塚記念の傾向が、いいサンプルになるかもしれません。
近年の宝塚記念は、非サンデー系血統、また非根幹適性もポイント。
過去5年の宝塚記念は、その勝ち馬5頭中3頭が、父が非サンデー系血統馬。
今年の宝塚記念勝ち馬クロノジェネシスも、凱旋門馬で欧州産のレッドゴッド系バゴ産駒。
また、今年の宝塚記念の1~3着馬は、全馬が芝1800、2200mなどの上級条件で勝利実績を持っていた馬という共通項も。
このように近年の宝塚記念は、血統的にも、成績的にも主流ではないキャラクターの激走が際立ちます。
尚、今年のエリザベス女王杯に出走を予定するノームコアは、前項でも取り上げた今年の宝塚記念で、衝撃のパフォーマンスを披露したクロノジェネシスの半姉。
その父も、クロノジェネシスと同系の欧州中距離G1レースの勝ち馬ハービンジャーと、非常に類似性も高いキャラクター。
ノームコア自身、能力を開花させた4歳半ば以降は非根幹距離のレースに出走すらしておらず、ここは妹同様、当舞台に対する適性の高さを見せてくれるでしょうか。
※エリザベス女王杯(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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