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コントレイルの最大の死角は馬場状態!?

2020年10月19日(月)


◆真逆の才能を持つコントレイルとヴェルトライゼンデ

今週は日曜京都競馬場で、3歳クラシック戦線の最終戦に位置づけられる第81回菊花賞(京都芝3000m・G1)が行われます。

近年の菊花賞は、大雨の影響で超のつく不良馬場コンディションが顕著だった2017年を含めて、タフな馬場設定が恒例ともなっており、先週の秋華賞同様に、馬場の見極めも非常に大きなウェイトを占めると言っても過言ではありません。

過去5年の菊花賞の決着時計は下記の通り。

2019年3分06秒0
2018年3分06秒1
2017年3分18秒9
2016年3分03秒3
2015年3分03秒9

このように、高速決着だった2015、2016年から一転して、直近3年は明確に時計を要するタフな競馬が顕著になっています。

高速決着の2015年の勝ち馬は、キタサンブラック(5人気)。

母の父が、芝のスプリント血統の第一人者とも称されるスピード型のサクラバクシンオー。

同じく速い時計の決着となった2016年は、芝1200mG1勝ち馬も輩出したフレンチデピュティを母父に持ち、自身もマイル重賞の勝ち鞍があったレインボーラインが9人気2着。

相当量の降雨の影響で、不良馬場開催となった2017年は、欧州競馬往年のスタミナ血統としても知られるトニービン、ブライアンズタイムの血を持つ馬のワンツー決着。

一昨年の菊花賞は、グリーンダンサー、ラインゴールド、リュティエと、タフで時計を要するフランス競馬の名血を複数持つフィエールマンが7人気1着。

昨年の菊花賞は、Acatenango、Monsunと世界随一のスタミナ血統と称される独国系の種牡馬を母父に持つワールドプレミア、ヴェロックスが1着3着。2着サトノルークスも、欧州競馬の大種牡馬サドラーズウェルズを母父に持つ馬。

このように、近年の菊花賞は同じ施行条件でも、馬場状態によって、好走するキャラクターが大きく異なります。

父ディープインパクト以来となる無敗の3冠馬を目指すコントレイルは、母父がスピード、馬力指向の強い米国系のUnbridled's Song。

ダート短距離馬を多数輩出する牝系の特徴からも、どちらかと言えば、高速芝の菊花賞のほうがパフォーマンスを上昇させやすいタイプであることは確か。

但し、2017年のように超のつく悪馬場にでもならない限りは、問題にならない範疇でしょうか。

ヴェルトライゼンデは、時計を要する馬場で行われた昨年の菊花賞勝ち馬ワールドプレミアの半弟。

母父はスタミナを要求される競馬に滅法強い独国の名種牡馬Acatenango。

タイプとしては、コントレイルの真逆とも言えるキャラクターだけに、逆転する目があるとすれば、直近3年のような馬場になった際でしょうか。

菊花賞(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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