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マイル重賞ながらも中距離適性が問われる京成杯AH

2020年09月07日(月)


◆中でも、ディープインパクト産駒は超特注傾向!?

今週は、競馬ファン待望の秋競馬が開幕。

開幕初週を迎える中山競馬場では、秋のオープニングカードとして第65回京成杯オータムハンデ(中山芝1600m・G3)が行われます。

過去5年の当レースは、3着以内に好走した15頭中9頭が当日単勝4番人気以下と、ハンデ戦らしく、その波乱度の高さも際立ちます。

毎年のように波乱を助長させる大きな要因の1つとしては、マイル重賞ながらも中距離指向の強い傾向が挙げられます。

近年の京成杯オータムハンデは、近走1800m以上の出走馬、近走上がり上位の実績を持つ馬は圧倒的に有利。

特に近走の末脚の実績は必須項目と言っても過言ではなく、過去5年の当レースは3着以内に好走した15頭中14頭が「近2走以内に上がり順位5番手以内」の、末脚の実績を持っていた馬という共通項も。

また、この傾向に伴い、血統的にも芝中長距離タイプのキャラクターは有利。

特に、日本の芝中長距離路線の王道種牡馬ディープインパクトの産駒は、過去5年連続で合計6頭が複勝圏内に好走中と、驚異の成績を収めています。

参考までに、今年の京成杯オータムハンデに出走を予定する馬の中で「近2走以内に上がり順位5番手以内」の実績を持つディープインパクト産駒は、アルーシャ、エントシャイデンの2頭。

ミッキーブリランテは、ディープインパクト系ディープブリランテの産駒で近走上がり上位の実績馬。

タイプとしては、京成杯オータムハンデ向きと言える1頭。

京成杯オータムハンデ(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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