2020年08月03日(月)
今週は新潟競馬場で、第12回レパードS(新潟ダ1800m)が行われます。
3歳限定のダート中距離重賞ということもあり、古馬のダートG1戦線へ向けた登竜門的な意味合いも強いレースですが、過去5年で3着以内に好走した15頭中7頭は、当日単勝9番人気以下の大穴と、その波乱度も極めて高いです。
毎年のように波乱が起こりうる大きな要因としては「前走地方競馬出走馬」、「父も母父も非サンデー系」の2点が挙げられます。
過去5年のレパードSは、3着以内に好走した15頭中7頭が「前走地方競馬出走馬」という珍しい傾向が出るレース。
その7頭中4頭は、当日単勝6番人気以下の人気薄というのもポイント。
また、昨年のレパードSは、「父も母父も非サンデー系」の該当馬が3着以内を独占。
逆に「父か母父サンデー系」に該当する人気馬は軒並み敗れて、3連単の配当金も27万円を越える大波乱決着。
特に、ストームバード系、ヴァイスリージェント系、ボールドルーラー系など、いわゆる米国ダートの名血系は毎年のように人気薄で馬券に。
「前走地方競馬出走馬」、「父も母父も非サンデー系」は、現日本競馬界においては、どちらも主流ではない枠組みにカテゴライズされる競走馬。
スタンダードではないタイプの馬、言うなれば、じゃない方芸人ならぬ「じゃない方の馬」が走りやすいからこそ、近年のレパードSは波乱度が高いと言えるでしょうか。
参考までに今年のレパードSに出走を予定する馬の中で「前走地方競馬出走馬」は、ミヤジコクオウ1頭のみ。
「父も母父も非サンデー系」かつ、父が米国種牡馬の該当馬は以下12頭。
アポロアベリア
エイシンアメンラー
エバンタイユドール
ケンシンコウ
ショウナンマリオ
タイガーインディ
ニュートンテソーロ
バンクオブクラウズ
ブランクチェック
プロヴィデンス
メイショウカズサ
ラブリーエンジェル
※レパードS(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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