2020年07月06日(月)
今週は福島競馬場で、日本の重賞競走の中でも有数の波乱レースとしても知られる第56回七夕賞(福島芝2000m・G3)が行われます。
かつては単勝1番人気馬が26連敗を喫した歴史もある七夕賞。
近年においても、昨年まで実に8年連続で単勝10番人気以下の大穴が必ず1頭以上は馬券に絡むなど、その波乱度の高さは全くもって衰えていません。
毎年のように波乱を助長する主な要因としては、そのメンバーレベルやハンデ重賞であることなどが挙げられますが、そのトラックバイアス、開催2週目の良好な馬場コンディションで行われる側面も見逃せません。
過去5年の七夕賞は、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ10頭中9頭が、近2走以内に「1800m以下出走」or「3コーナー5番手以内の先行経験」の何れかの経験があった馬という共通項。
また、過去5年の当レースで、当日単勝11番人気以下で馬券に絡んだ3頭は「クロフネ、エンパイアメーカー、Storm Cat」の、何れかの血を持つ馬というデータも。
クロフネ、エンパイアメーカー、Storm Catの共通項は、自身か産駒が日本のダートG1レース、あるいはダート競馬の最高峰アメリカのダートG1レース実績馬であるということ。
これらの傾向を要約すると、近年の七夕賞は、先行して持続力を活かす競馬に優れたダート指向の強いタイプが、自身の特性を活かして波乱を演出しやすい傾向が窺えます。
参考までに、今年の七夕賞に出走を予定する馬の中で、近2走以内に「1800m以下出走」or「3コーナー5番手以内の先行経験」の該当馬かつ、「クロフネ、エンパイアメーカー、Storm Cat」の何れかの血を持つ馬は、バレリオ、パッシングスルーの2頭。
※七夕賞(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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