2020年06月29日(月)
今週の関東圏の競馬開催は、東京競馬場から舞台を移して福島競馬場が開幕。
夏の福島開催のオープニングカードとしても定着する第69回ラジオNIKKEI賞(福島芝1800m・G3)が行われます。
ラジオNIKKEI賞のポイントは、なんといっても波乱度の高さ、その配当妙味に尽きるでしょうか。
過去5年の当レースで、3着以内に好走した15頭中8頭は、当日単勝5番人気以下の伏兵馬。
近年は、実に5年連続で当日単勝9番人気以下の大穴が必ず1頭は馬券に絡むなど、一筋縄にはいきません。
ラジオNIKKEI賞が荒れやすい要因は、当然のことながらメンバーレベルやハンデ戦といった側面もありますが、JRAの日程、その番組編成の関連性も見逃せません。
過去5年のラジオNIKKEI賞で、当日単勝8人気以下で3着以内に好走した6頭中4頭は「前走東京芝で負けていた馬」という共通項。
昨年9人気2着マイネルサーパス、2017年9人気3着ロードリベラル、2016年9人気2着ダイワドレッサー等々、その破壊力も絶大。
前項にも記述した通り、この時期の関東圏の開催は、東京から福島へ舞台を移しますが、双方の競馬場は周回から直線距離、競馬場のサイズなど、その形状がまるで異なるため、むしろ東京の芝では能力を出し惜しんだ馬の方が、ハンデの恩恵も含めて有利になる訳です。
また、JRAの主要競馬場との比較で言えば、起伏の激しい特殊な小回りコースで行われるハンデ重賞のため、純粋に当競馬場の実績馬も有利。
前述したマイネルサーパス、ロードリベラルなども「福島芝の勝利実績」があった馬。
参考までに、今年のラジオNIKKEI賞に出走を予定する馬の中で「前走東京芝で負けていた馬」は、コンドゥクシオン、ビバヴィットーリオの2頭。
「福島芝の勝利実績」を持つ馬は、コスモインペリウム、コンドゥクシオン、バビット、パラスアテナ、ベレヌスの5頭。
※ラジオNIKKEI賞(G3)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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