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超高速馬場への対応力が鍵になる近年の安田記念

2020年06月01日(月)


◆サンデー系の血を持たない馬のほうが有利!?

今週は東京競馬場で、春の古馬マイル王者決定戦に位置づけられる第70回安田記念(東京芝1600m・G1)が開催されます。

近年の安田記念のポイントという意味では、なんといってもその「勝ち時計」に尽きるでしょうか。

直近3年の当レースは、その決着時計が全て1分31台以下の超高速決着。

昨年は、コースレコード時計にも迫る1分30秒9という破格のタイムも計測されています。

安田記念と同舞台で施行される今年のヴィクトリアマイルも、その決着時計が1分30秒6。

この時計は、従来のコースレコードタイムに0.1秒まで迫るもの。

また、現行のコースレコードタイム1分30秒5は、昨年のヴィクトリアマイルでノームコアが記録したものでもあります。

馬場の高速化が進む近年の春の東京開催は、超高速仕様の芝コンディションが、レースの結果に大きな影響を与えてることも、競馬ファンであれば周知の事実でしょうか。

高速決着が続く直近3年の安田記念は、近2走以内に「3コーナー5番手以内の先行策」もしくは「1400m以下出走馬」の括りで、複勝圏内に好走した9頭全馬が該当。

この傾向が示すように、近年の当レースは、通常の馬場状態(良馬場)であれば、前向きな先行力や、短距離寄りのスピードに特化したタイプが圧倒的に有利です。

また血統的にも、超高速仕様のマイル戦に高い適性を示す血が重要。

特に近年は、「父か母父がノーザンダンサー系orキングマンボ系」の相性が抜群。

過去5年の安田記念で、複勝圏内に好走した15頭中10頭は、上記血統項目の該当馬。

日本の芝G1レースの大半は、サンデー系の血を持つ馬が有利になりやすいですが、こと安田記念に関しては、その重要度がさほど高くはありません。

この傾向は、直線の伸びに優れたサンデー系の一流馬が差し遅れるほどの超高速仕様で行われる近年の安田記念における指標とも言えるでしょうか。

参考までに、今年の安田記念に出走を予定する馬の中で、近2走以内に「3コーナー5番手以内の先行策」もしくは「1400m以下出走馬」かつ、「父か母父がノーザンダンサー系orキングマンボ系」の該当馬は、以下10頭。

アーモンドアイ
インディチャンプ
クルーガー
ストーミーシー
ダノンキングリー
ダノンスマッシュ
ノームコア
ペルシアンナイト
ミスターメロディ
ロードクエスト

このうち、安田記念初出走馬は、クルーガー、ストーミーシー、ダノンキングリー、ダノンスマッシュ、ノームコア、ミスターメロディの6頭。

安田記念(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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