2020年04月27日(月)
今週は京都競馬場で、第161回を数える伝統の天皇賞春(京都芝3200m・G1)が開催されます。
日本の平地G1レースの中では最長距離ともなる当レースは、いわゆるスタミナの量や体力の絶対値が有効になるイメージも先行しますが、近年の天皇賞(春)は、むしろ真逆とも言える傾向が垣間見えます。
過去5年の天皇賞(春)で、3着以内に好走した15頭中13頭は「芝2000m以下の重賞で3着以内」の実績を持つ馬。
また、近5年の勝ち馬5頭は全馬が「芝1800m以下の重賞好走実績馬」という共通項も。
この傾向を踏まえれば、長距離戦ながらも本質はスピード指向で、マイル寄りの速さや俊敏性も高い次元で問われるG1レースと言えるでしょうか。
この傾向にプラスαで、近年の天皇賞(春)は、同じ舞台となる「京都芝外回り戦の重賞レース」に実績を持つ馬も有利。
過去5年の当レースで、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ7頭中5頭が上記実績の該当馬。
昨年も、京都芝外回り戦の重賞レースに実績を持っていたグローリーヴェイズ(6人気)、パフォーマプロミス(8人気)が2着3着と波乱を演出しています。
参考までに、今年の天皇賞(春)に出走を予定する馬の中で「芝2000m以下の重賞で3着以内」の実績を持つ馬は、キセキ、ダンビュライト、フィエールマン、ミッキースワロー、メイショウテンゲン、ユーキャンスマイルの6頭。
「京都芝外回り戦の重賞レース」に実績を持つ馬は、エタリオウ、キセキ、シルヴァンシャー、ダンビュライト、フィエールマン、モズベッロ、ユーキャンスマイルの7頭。
上記2項目の実績を満たす馬は、キセキ、ダンビュライト、フィエールマン、ユーキャンスマイルの4頭。
※天皇賞春(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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