2020年04月13日(月)
今週は中山競馬場で、3歳クラシック戦線の初戦に位置づけられる第80回皐月賞(中山芝2000m・G1)が開催されます。
日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」、そして皐月賞は「最も速い馬が勝つ」といった格言も古くから語り継がれていますが、その言葉通り、近年の皐月賞は、いわゆるスピード指向の強い傾向が際立ちます。
2011年から2018年までの皐月賞は「前走1800m重賞で連対」の該当馬が、実に8年連続で勝利。
昨年は、その記録が途絶えたものの、3頭横並びの3着に好走したダノンキングリーが「前走1800m重賞で連対」の該当馬。
この傾向に伴い、近年の皐月賞は「芝1600mの勝利実績」を持つ馬も有利。
特に近年は顕著で、直近3年の皐月賞で3着以内に好走した9頭中6頭は「芝1600mの勝利実績」を持っていた馬、という共通項。
2000m戦ながらも、1800m以下の距離に実績のあるスピード系に相性が良く、特に延長ローテ、あるいは1マイル戦に勝利実績を持つ馬などが有利。
近年の皐月賞は、そんな傾向が顕著に垣間見えます。
参考までに、今年の皐月賞に出走を予定する「前走1800m重賞で連対」の該当馬は、ヴェルトライゼンデ、ガロアクリーク、コルテジア、ダーリントンホール、ビターエンダーの5頭。
「芝1600mの勝利実績」を持つ馬は、サトノフウジン、サリオス、ラインベックの3頭。
尚、今年の3歳重賞は、道悪馬場での開催も多く、皐月賞当日が例年通りの高速使用の良馬場であれば、その辺りの考察も重要でしょうか。
こちらも参考までに、今年は、京成杯、共同通信杯、弥生賞などが、降雨の影響で道悪馬場で開催されたレース。
※皐月賞(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です
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