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「ローテ」と「末脚」がポイントになる近年の桜花賞

2020年04月06日(月)


◆根幹距離のクラシック戦だけに主要血統も有利

いよいよ今週は、競馬ファン待望のクラシック戦線の幕開け。

今週末の日曜日は、阪神競馬場で、第80回桜花賞(G1)が開催されます。

近年の桜花賞の顕著な傾向という意味では、前走でトライアル重賞を使われてきた馬が、圧倒的に優勢であることが挙げられます。

過去5年の桜花賞で、3着以内に好走した15頭中12頭は、前走が「チューリップ賞orフィリーズレビューの出走馬」という共通項。

また、直線の長い阪神外回り戦が舞台設定となるG1競走だけに、ラストの末脚の裏付けも重要。

過去5年の桜花賞で3着以内に好走した15頭全馬は「近2走以内に上がり順位3番手以内」の末脚の実績を持っていた馬、というデータも。

さらに、根幹距離のクラシックレースということもあり、血統的にも主流のリーディング上位種牡馬の産駒が定石通りに走る傾向も顕著。

特に、父キングカメハメハ系、ディープインパクト産駒、ダイワメジャー産駒は、過去5年で合計10頭が馬券に。

参考までに、今年の桜花賞に出走を予定する馬の中で、前走が「チューリップ賞orフィリーズレビューの出走馬」かつ、「近2走以内に上がり順位3番手以内」の末脚の実績を持つ馬は、イズジョーノキセキ、ウーマンズハート、エーポス、クラヴァシュドール、チェーンオブラブ、ヤマカツマーメイド、レシステンシアの7頭。

この7頭のうち、「父キングカメハメハ系、ディープインパクト産駒、ダイワメジャー産駒」の該当馬は、ヤマカツマーメイド、レシステンシアの2頭。

桜花賞(G1)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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