放送局員のウマい話

芝1600m以下の経験が活きる近年のスプリングＳ

2020年03月16日(月)

変則３日間開催の今週は、最終日の日曜中山競馬場で、皐月賞トライアルに位置づけられる第69回スプリングＳ(Ｇ２)が行われます。

近年のスプリングＳの顕著な傾向という意味では、当該距離以下の適性、マイル寄りのスピードが活かされやすい点が挙げられます。

過去５年のスプリングＳは「芝１６００ｍ以下の勝利実績」の該当馬が、複勝率４７％、複勝回収率１１３％。

昨年の当レースは、上記の実績該当馬が複勝圏内を独占して、３連単の配当近も２０万を超える波乱決着に。

逆に、当日単勝３番人気以内に支持された馬の中で「１６００ｍ以下に出走歴が無かった馬」は、８頭出走して７頭が４着以下に敗戦。

人気薄で好走する馬はマイル、スピード指向の強い馬、人気馬でも１６００ｍ以下に出走歴がないような中距離タイプは結果を残せていません。

この傾向に伴い、近年のスプリングＳは、近走で１６００ｍ以下の競馬を使われている馬も有利。

過去５年の当レースで馬券に絡んだ１５頭９頭は「近２走以内に１６００ｍ以下出走」の該当馬。

参考までに、今年のスプリングＳに出走を予定する馬の中で「芝１６００ｍ以下の勝利実績」は、アオイクレアトール、サクセッションの２頭のみ。

「近２走以内に１６００ｍ以下出走」の該当馬もアオイクレアトール、サクセッションの２頭。

※スプリングＳ(Ｇ２)の推奨馬、展望は水曜日以降に掲載予定です

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