2018年04月16日(月)
福島ダ1150m戦は、基本的に逃げ先行脚質が有利のコースとして著名です。
2015年以降の当舞台で、逃げ先行脚質の3着内シェアは76.3%。
この基本がありながら、4鞍が施行された先週の福島ダ1150m戦は、当日単勝4番人気以下で3着以内に好走した5頭全馬が、道中の位置取りが5番手以下だった、いわゆる差し追い込み型。
更に、有効な絞り込みの手段として、その人気薄で馬券に絡んだ5頭中4頭は「近2走以内に上がり順位がメンバー中3番手以内」の末脚の実績を持つ馬という共通項も。
・土曜11R 9人気3着アッティーヴォ 前走の上がり順位が3番手
・日曜1R 4人気2着ホーカスポーカス 2走前の上がり順位が最速
・日曜9R 9人気2着シャイニングカフェ 前走の上がり順位が最速
・日曜9R 6人気3着トウショウスレッジ 前走の上がり順位が最速
人気薄の好走に着目する理由は、人気馬は多少の適性の誤差があっても能力だけで走ってしまうような馬が多く、逆に人気薄は近走着順の悪い馬が大多数、なおかつ一定の条件が揃わなければ走らない基礎能力の低い馬が大半を占める、という論点から、人気薄の好走を見たほうがより明確な傾向が垣間見えるためです。
何れにしても、現行の福島ダ1150m戦は、従来よりも差し追い込み型が走りやすい馬場設定であることが窺えます。
特に、近走で上位の上がりを使っているようなタイプには要注意です。
福島ダ1150m戦における「差し追い込み馬有利」の傾向を、ぜひとも週末の馬券検討の際にお役立てください。
※伝説の競馬予想家【大川慶次郎】継承サイトでは更なる馬券術を完全無料で公開しています
2018 ©Good Fortune Pond All Rights Reserved.