2018年11月05日(月)
【近5年傾向Pickup】
・東京ダート実績、特にオープンクラスで連対実績(過去5年で馬券に絡んだ15頭中13頭該当)
・近2走連続で3着以内、前走1着、前走重賞で5着以内など、好調馬や勢いのある馬が走る(過去5年で馬券に絡んだ15頭中14頭該当)
・父か母父がミスプロ、ダンチヒ、ボールドルーラー、ヴァイスリージェント、ダマスカス系など、いわゆる米国ダートの名血系が極めて走る(過去5年で5人気以下で馬券に絡んだ8頭中7頭該当)
・米国系の血にプラスαで、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系などの欧州系の血統構成馬(父か母父がキングマンボorロベルト系は過去5年中4年で複勝圏内に好走)
・JRAでは唯一のダート1600mコースということで、リピーターや当舞台の重賞実績馬の活躍も顕著(インカンテーション、タガノトネール、ダノンカモンなど近年は毎年好走する)
【総括】
近年の武蔵野Sのポイントは、東京ダート戦の実績と、ダート重賞特有の勢いのある馬の好走が際立つこと。
過去5年の当レースで馬券に絡んだ15頭中13頭は、東京コースのオープンクラスに連対実績のあった馬。
また、近2走連続で3着以内、前走1着、前走重賞で5着以内など、好調馬や勢いのある馬は、過去5年で馬券に絡んだ15頭中14頭該当。
尚、JRA全10場の中で、ダート1600m戦が行われる舞台は東京競馬場が唯一。
この関係もあってか、近年の当レースは、この舞台専用の東京巧者、リピーターの活躍が際立つ傾向も顕著。
それら克明な詳細は、ピックアップを参照。
以上を踏まえて推奨馬は、メイショウウタゲです。
本馬は、オープンレベルの東京ダート戦で2勝の実績馬。
一気の距離短縮戦で臨んだ2走前のエニフS(京都ダ1400m)が、単勝92.1倍の低評価を覆す直線一気の完勝劇。
その勢いのままに挑んだ前走の交流G1レース南部杯(盛岡ダ1600m)では、現ダート界を牽引するルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームに次ぐ3着と大健闘。
加えて、前週のJBCクラシックで4着に好走したG1馬ノンコノユメには先着。
前項の詳細通り、東京ダートの実績馬、勢いのある馬、近走好調馬が強い武蔵野Sのコンセプトに合致する馬柱。
血統構成は、プリサイスエンド×フジキセキ。
父は、ミスタープロスペクター(ミスプロ)を経由する米国の名血フォーティナイナー系種牡馬。
ピックアップの詳細通り、近年の当レースは米国の名血系が走りやすい傾向も顕著。
一昨年6人気3着カフジテイクは、プリサイスエンド産駒で、前走1着と勢いのあった馬。
2015年の当レースを制したノンコノユメも、3連勝の勢いで挑んだフォーティナイナー系トワイニングの産駒。
ダンツゴウユウは、前走が東京ダート1600m戦で1着。父が米国競馬の名血でアフリート系バンブーエールと、概ねの条件を満たすキャラクター。
稀代の名馬ニッポーテイオーの一族で、血統スケールもメンバー随一。
ナムラミラクルは、近2走連続連対、東京ダートのオープン実績と、当レースで買いの馬柱。
父スパイキュールは、米国ダートのG1馬Crafty Prospector(ミスプロ系)を色濃く有する種牡馬で、現役時代のダート戦7戦7勝の中でも、最も衝撃的なパフォーマンスを魅せた舞台が東京競馬場としても著名。
母父がサクラバクシンオーだけに、脚抜きのいい馬場などになった際は、さらにパフォーマンスを引き上げる可能性も高いです。
インカンテーションは、昨年の当レース勝ち馬で、同じ舞台で行われるフェブラリーSでも2度馬券に絡んだ実績を持つ、言わずと知れた東京ダートのマイスター。
本馬に関しては、この実績をもってして1番人気にならない時点で、馬券的には美味しいと言えるでしょうか。
上位人気が想定されるサンライズノヴァ、ユラノトの2頭はともに連勝街道で臨む好調馬。
ユラノトの父はキングマンボ系キングカメハメハ。
ピックアップの詳細通り、ダートの名血はマストで、欧州の重厚な血を併せ持つような配合馬が走る点も当レースならではの傾向。
【推奨馬】
メイショウウタゲ
ダンツゴウユウ
ナムラミラクル
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