2018年10月03日(水)
【近3年傾向Pickup】※第4回の開催
・末脚の実績が重要、特に前走の上がり順位が3番手以内の実績(過去3年の3着内好走馬9頭中8頭該当)
・前走1800m戦出走の距離短縮馬も有効(重賞格上げ後の近4年で11頭出走して5頭が3着内好走)
・基本は、父サンデー系、特にネオユニヴァース系、ダイワメジャー等の2歳戦に強いサンデー系種牡馬の産駒(過去4年で3着内5頭)
・出走してくれば、ディープインパクト産駒も順当(昨年1着3着)
・父か母父ミスプロ系、特に父ミスプロ系に注目(一昨年は父ミスプロ系が2頭のみの出走で1着2着)
【総括】
4年前にグレード競走に格上げされたいちょうSが、競走名を変える形で2015年から新設された2歳限定の重賞競走。
直線の長い東京開催の1マイル重賞だけに、末脚の実績が活きる傾向は当レースならでは。
血統的には、2歳戦に強いサンデー系種牡馬としても知られるネオユニヴァース、ダイワメジャー系の産駒が好調。
類似した意味合いで、この時期の芝レースに強いミスプロ系血統馬も毎年のように好走馬を輩出しています。
その詳細は、ピックアップを参照。
以上を踏まえて推奨馬は、セグレドスペリオルです。
前走の未勝利戦(阪神芝1600m)が、推定ラスト3F最速の末脚で後続を3馬身以上突き放す好パフォーマンス。
前項の詳細通り、直線の長い東京競馬場で行われる当レースは、ラストの末脚に裏付けのある馬は有利。
血統構成は、トーセンホマレボシ×ネオユニヴァース。
父はディープインパクト系種牡馬。
昨年の当レースも1着3着が父ディープインパクト系。
言わずと知れた現日本競馬界における父サンデー系の王道血脈。
母父ネオユニヴァースも当レースのキー種牡馬。
重賞格上げ後、元年の当レースは、2着3着馬がネオユニヴァースの産駒。
2015年も、ネオユニヴァース系トーセンファントム産駒のブレイブスマッシュが勝利。
ネオユニヴァースは、サンデー系の中でも2歳戦に強い種牡馬としても著名。
そういった意味で言えば、近年のサウジアラビアRCは、2歳戦に強い血統馬が定石通りに走りやすいレースと言えるでしょうか。
尚、本馬は、母アイズオンリーも新馬勝ちの実績馬で、近親にもアルテミスS2着パシフィックギャル、共同通信杯2着サトノソルタスと、2歳重賞、3歳前半の重賞実績馬が顔を揃える一族。
この時期の重賞競走だからこそ触手が伸びる1頭。
サムシングジャストは、父がネオユニヴァース系ヴィクトワールピサ。
母ツルマルオトメも新馬勝ちの実績馬。
父、母父ともに、いわゆる仕上がり早のタイプで、2歳重賞で期待値の高い典型のキャラクター。
但し今年は、想定上位人気のグランアレグリア、ドラウプニル、アマーティ辺りも、臨戦過程、血統構成ともに、これといった懸念は特になし。
少頭数のメンバー構成も含めて、平穏に収まる可能性が高いでしょうか。
【推奨馬】
セグレドスペリオル
サムシングジャスト
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