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レース間隔の開いた馬が走る近年のオールカマー

2018年09月19日(水)


《オールカマー》

【近5年傾向Pickup】※新潟開催の14年は除く

・中6週以上のレース間隔が開いている馬(新潟開催の14年を除く過去4年の3着内好走馬12頭全馬該当)

・特に、前走が芝G1レース出走の6歳以下の馬(新潟開催除く過去4年で10頭出走の7頭が馬券に)

・近2走以内に3コーナー3番手以内の先行競馬を経験している馬の期待値も高い(新潟開催を除く過去4年で5人気以下で馬券に絡んだ4頭全馬該当)

・芝1800、2200mの、非根幹重賞で実績のある馬(該当馬は毎年のように馬券に)

・ボールドルーラー、プリンスリーギフト、グレイソヴリン系といった、ナスルーラ系のスピードの持続力が活きる(新潟開催を除く過去4年で3着以内に好走した12頭中7頭該当、5人気以下で馬券に絡んだ4頭も全馬が該当)

・ヴァイスリージェント、ストームバード系といった、米国ダートの名血系も走る(昨年ワンツー、近4年で2勝)

・ディープインパクトを筆頭に、ステイゴールド、ハーツクライ、シンボリクリスエス、ネオユニヴァース等々、中山芝中長距離G1に実績あるトップサイアーの産駒も順当(ディープインパクト産駒は直近3年連続連対中)

【総括】

2014年の新潟開催を除く過去4年のオールカマーで、複勝圏内好走した12頭全馬は、中6週以上のレース間隔が開いていた馬。

秋のG1レースへ向けての叩き台、と言うよりも、ここを目標に仕上げてくるG2G3要員の馬が、しっかりと結果を残すレース、といったニュアンスの方が正解でしょうか。

当レースならではの傾向という意味では、スピードの持続性に特化した馬が走りやすいこと。

近2走以内に、3コーナー3番手以内の先行競馬を経験している馬、あるいは一定のスピードで粘り込む才能に長けたボールドルーラー、ストームバード、ヴァイスリージェント系といった米国ダートの名血系が走りやすい点は、特に抑えておきたいところ。

それら克明な詳細は、ピックアップを参照。

以上を踏まえて、当コンテンツからの推奨馬は、アルアインです。

前走が海外G1レース出走の馬柱。近2走はともに3コーナー5番手以内の先行経験。加えてここは、中20週の休養明け初戦と、近年のオールカマーで特注とされる全ての条件を満たす臨戦過程。

血統構成は、ディープインパクト×Essence of Dubai。

母父は、近年の当レースで注目のボールドルーラー系種牡馬。

昨年5人気1着ルージュバックを筆頭に、新潟開催の14年を除く近4年の当レースで、単勝4番人気以下で馬券に絡んだ4頭は全馬がボールドルーラー系の血を色濃く有する馬、という共通項も。

当系統は、いわゆるダート大国米国競馬界の主流系。

近年のオールカマーは、米国のダート競馬のようなスピードの持続性、馬力の要素が特に活かされます。

父ディープインパクトは、直近3年の当レースで3年連続で連対中。

2週連続の中山芝2200m重賞ということで、同じような適性が問われるセントライト記念も、昨年までは「父ディープ系」が無双状態。

そして、この馬自身も、昨年のセントライト記念で2着と好走。

先週のセントライト記念同様に、芝1800、2200mの、いわゆる非根幹重賞で実績のある馬が走りやすい傾向も、トリッキーな中山芝2200m重賞ならでは。

中12週ローテのダンビュライトは、前走の宝塚記念(芝2200m・G1)が好位5番手から5着の馬柱。

2走前の海外G1レースも好位2番手からの先行策。

父がトニービンの血が強調されたルーラーシップ。

前週のセントライト記念も、トニービンの血が強調された伏兵グレイルが3着に好走。

13年のオールカマー勝ち馬ヴェルデグリーン(9人気)、一昨年2着のサトノノブレス等々、トニービンの血を持つ馬は、セントライト記念も、オールカマーも相性抜群。

尚、本馬は、同じ中山芝2200m戦の重賞アメリカJCCの勝ち馬と、非根幹重賞、舞台実績もあり。

恐らく単勝1番人気も濃厚のレイデオロは、先週のセントライト記念で断然の1番人気に支持されたレイエンダ(2着)の全兄。

半年の休養明け初戦に関しては、レース傾向の方向性からむしろ強調材料。

母父シンボリクリスエスは、当レースで注目のボールドルーラーの血を有する種馬。

無論、トリッキーな中山芝2200m戦がベストの条件ではないことは明白も、先週の全弟同様に、多少のマイナス材料程度であれば、ポテンシャルの高さで補ってしまうようなタイプ。

また、今年のオールカマーは、それを可能にしてしまうような少頭数で低調な相手関係。

エアアンセムは、函館記念を完勝後、中9週のローテ。

近親に中山非根幹重賞のスペシャリストとしても知られるエアシェイディ。

この馬自身も、中山競馬場は8回走って複勝率75.0%。

何れにしても今年の当レースは、想定上位人気馬の適性と、その出走頭数も含めて、大きな波乱は起こりづらそうな組み合わせ。

【推奨馬】
アルアイン
ダンビュライト

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