2018年09月04日(火)
【近4年傾向Pickup】※新潟開催の14年は除く
・前走の上がり順位が3番手以内馬か、前走オークス出走馬(重賞格上げ後の近2年で馬券に絡んだ全馬が該当)
・穴を狙うなら、前走条件戦出走馬がベター、特に前走1000万条件で連対馬(新潟開催の14年を除く過去4年で4人気以下で馬券に絡んだ8頭中7頭が前走条件戦出走馬、昨年は前走1000万条件連対馬が3着内を独占)
・重賞格上げ後は、近2走以内にオークス出走馬の期待値も高い(過去2年で馬券内好走馬が4頭)
・ステイゴールド、ダイワメジャー、マンハッタンカフェ、ハーツクライ、ネオユニヴァースと、中山芝中長距離重賞、特に有馬記念実績のある父サンデーが有効(過去4年で4人気以下で馬券に絡んだ8頭中5頭該当)
・父か母父が、ダンチヒ、ロベルト、グレイソヴリン、サドラーズウェルズ系と、いわゆる欧州寄りのスタミナ血統馬も走る(過去4年で馬券に絡んだ12頭中7頭該当、昨年はワンツー、13年は馬券独占)
【総括】
基本的には、夏の条件戦を経由してきた末脚の実績のある馬が走りやすいレース傾向。
特に、前走1000万条件戦で連対実績のある馬は特注。
但し、重賞格上げ後の近2年はレースレベルの上昇に伴い、近2走以内にオークス出走馬も順当。
この該当馬は、一昨年で1着3着、昨年はワンツー決着。
血統的には、ステイゴールド、ダイワメジャー、マンハッタンカフェ、ハーツクライ、ネオユニヴァースと、特に有馬記念実績のある父サンデーが有効。
それら克明な詳細は、ピックアップを参照。
以上を踏まえて、当コンテンツからの推奨馬は、サラスです。
前走が1000万条件クラスの京橋特別で2着の馬柱。その前走は、メンバー最速の末脚を計測。
前項の詳細通り、近年の紫苑Sは、近走の末脚の実績、特に前走1000万条件戦で連対馬は特注傾向。
血統構成は、オルフェーヴル×エーピーインディ系Tapit。
父は、言わずと知れた中山芝重賞の鬼ステイゴールドの産駒。
後続を8馬身突き放した2013年の有馬記念における衝撃のラストランも記憶に新しいところ。
有馬記念に実績のある父サンデー系に相性がいい特性も、この紫苑Sならではの傾向。
昨年6人気2着カリビアンゴールドも、ステイゴールドの産駒。
尚、昨年は1~3着以内を独占した「前走1000万条件戦で連対」該当馬も、今年は本馬1頭のみの出走。
2016年以降の中山芝2000m戦で、C.ルメール騎手、戸崎圭太騎手なども抑えて1位の座に君臨する田辺裕信騎手が手綱を取る点も、大きな強調材料でしょうか。
クイーングラスは、前走の500万条件戦が、上がり順位2番手の末脚で2着。
本馬は、紫苑Sと同舞台となる中山芝2000mのデビュー戦で完勝の実績。
血統構成は、ルーラーシップ×アグネスタキオン。
父は2013年の有馬記念3着馬。当時は絶望的な大出遅れから巻き返しての3着激走。
グレイソヴリン系トニービンの血を強く有する種牡馬で、近年の当レースはこの背景も有利。
ポールヴァンドル、クインズミラーグロ、エバーシャルマン、モモトンボ等々、新潟開催の14年を除く過去4年の当レースで、単勝4番人気以下で馬券に絡んだこれらの馬は、全馬がグレイソヴリン系の血を強く有する馬という共通項も。
ディープインパクト産駒マウレアは、前走オークス(5着)出走馬。
前項の詳細通り、重賞格上げ後、近2年の当レースは、このローテーション該当馬も順当。
一昨年の紫苑S勝ち馬ビッシュは、前走オークス(3着)出走のディープインパクト産駒。
今年の牝馬戦線のレースレベルを踏まえれば、まず圏内は堅いと言える1頭でしょうか。
ピックアップの詳細通り、近年の当レースは、父か母父がダンチヒ、ロベルト、グレイソヴリン、サドラーズウェルズ系と、いわゆる欧州寄りのスタミナ血統馬が走る傾向も顕著。
この傾向に沿うのであれば、今年はダンチヒ系ハービンジャー産駒のカレンシリエージョ、ノームコア辺りに注目でしょうか。
【推奨馬】
サラス
クイーングラス
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