体力の絶対値が問われる近年の小倉２歳Ｓ

2018年08月29日(水)

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《小倉２歳Ｓ》

【近５年傾向Pickup】

・ボーダーラインは、前走１着か、オープンレベルで３着以内(過去５年で馬券に絡んだ１５頭全馬が該当)

・穴馬の大半は、前走が同舞台の小倉芝１２００ｍ戦出走馬(過去５年で４人気以下で馬券に絡んだ７頭中６頭該当)

・特に、前走１２００ｍ戦で圧勝している馬、特に０.３秒以上離して勝っている馬(１３年１６年は３着内独占、過去５年で馬券に絡んだ１５頭中９頭該当)

・父か母父が、ロベルト、グレイソヴリン、ネヴァーベンド、ダンシングブレーヴ、ニジンスキー系等、いわゆる欧州血統馬が走る(過去５年で５人気以下で馬券に絡んだ６頭中３頭該当、うち２頭は１０人気以下)

・この時期の短距離重賞に強いナスルーラ系、ダイワメジャー、フジキセキ系も好相性(該当馬は毎年のように馬券に、過去５年で３着内７頭)

【総括】

過去５年で馬券に絡んだ１５頭全馬が、前走３着以内馬。そのうち１４頭が前走１着馬。

前走で負けている馬の期待値が極端に低い重賞競走。

また、短距離戦ながらもスタミナ指向が強く、いわゆる欧州血統馬の期待値が高い傾向も当レースならでは。

それら詳細は、ピックアップを参照。

当コンテンツからの推奨馬は、アズマヘリテージです。

デビュー戦の前走が、小倉芝１２００ｍ戦１着の馬柱。

ピックアップの詳細通り、近年の小倉２歳Ｓは穴馬の大半がこのローテ。

血統構成は、トーセンジョーダン×フジキセキ。

父は欧州系の大種牡馬トニービンを経由するジャングルポケットの産駒。

こちらもピックアップの詳細通り、近年の小倉２歳Ｓは、スプリント戦ながらも欧州系のスタミナ血統が走る傾向も顕著。

母父フジキセキも当レースの実績馬。

ルチアーナミノルも、トニービンの血を色濃く有するルーラーシップの産駒。

前走の小倉芝１２００ｍ戦では後続を０.５秒以上突き放す完勝劇。

近年の当レースは、前走が１２００ｍ戦で圧勝している馬、特に０.３秒以上離して勝っている馬も有利。

この該当馬は、１３年１６年で３着以内を独占。過去５年で馬券に絡んだ１５頭中９頭が当該ローテ該当馬。

セプタリアンも、前走の芝１２００ｍ戦が圧勝の馬柱。

父キングヘイローは、欧州のリファールを経由するダンシングブレーヴ系種牡馬。

２０１４年の当レースで、単勝１５番人気の低評価を覆して勝利したオーミアリスも、父がダンシングブレーヴ系ホワイトマズルの産駒。

シングルアップ、ブルベアオーロの２頭はともに、前走が小倉芝１２００ｍ１着のフジキセキ系キンシャサノキセキ産駒。

２０１５年の当レースは、キンシャサノキセキ産駒のワンツー決着。

フジキセキ系の血統馬は、往年の小倉２歳Ｓの特注系統。

タガノジェロディは、父が欧州系ノヴェリスト、母父がフジキセキと、当レースに相性のいい血統馬。

芝１６００ｍ戦からの距離短縮で変わり身も。

【推奨馬】
アズマヘリテージ
ルチアーナミノル

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