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洋芝を叩き台にした伏兵が激走する近年の札幌記念

2018年08月15日(水)


《札幌記念》

【近4年傾向Pickup】※13年は函館開催

・北海道シリーズの重賞を叩き台にして休養明け2戦目で当レースを迎える馬、特に前走が不利やアクシデントで負けていて人気を落とす馬(昨年1着サクラアンプルール、一昨年1着ネオリアリズム、12年1着フミノイマージンは何れも休み明けの前走が北海道の重賞で不利などを被った馬)

・前走G1レース出走馬、近2走以内に上がり順位4番手以内馬も有効(函館開催を除く直近4年で馬券に絡んだ12頭全馬が該当)

・基本は王道血統、ディープインパクト、キングカメハメハの産駒(過去4年で3勝、昨年はキングカメハメハ産駒が3着内を独占)

・洋芝に強い米国のノーザンダンサー系、特にヴァイスリージェント系(レインボーライン、ホエールキャプチャなど好走馬多数)

・ネオユニヴァース、ステイゴールド、ジャングルポケット、マンハッタンカフェ、母父サンデーサイレンス等々、いわゆる小回りの芝中長距離G1レースに実績のある血統馬も有効(毎年のように好走馬を輩出)

・基本は内枠有利、特に4枠より内(過去4年で3着内好走馬が7頭、昨年は1番2番3番の順で大波乱決着)

【総括】

昨年の札幌記念で6番人気1着のサクラアンプルールは、休み明けの前走函館記念(函館芝2000m)で、前残りの展開を大外16番ゲートから後方待機策。さらには直線も馬場の大外を廻って9着と末を余していた馬。

一昨年5人気1着ネオリアリズムは、休み明けの前走函館記念(6着)が、直線で進路が塞がるアクシデント。

2012年の札幌記念勝ち馬フミノイマージンは、休み明けの前走クイーンS(札幌芝1800m)が、絶好の手応えで直線を迎えるも前が壁になり身動きすら取れず8着と負けいてた馬。

このように近年の札幌記念は、北海道シリーズの重賞を叩き台にして休養明け2戦目で当レースを迎える馬。特に前走が不利やアクシデントなどで負けていて、ここで人気を落とす馬が一変する傾向が顕著。

また、血統的には、いわゆる王道系で断然。

特に、ディープインパクト、キングカメハメハの産駒は、函館開催の13年を除く直近4年で3勝、3着内好走馬が6頭と、3着以内馬の半数を占める驚異的な戦績。

それら克明な詳細は、ピックアップを参照。

以上を踏まえて、当コンテンツからの推奨馬は、スズカデヴィアスです。

短期放牧明けの前走函館記念が、上がり順位2番手の末脚で5着の馬柱。

その前走は一見の価値がある内容。

今年の函館記念は、時計の出る馬場コンディションを踏まえれば、スローとさえ言える前半1000mラップが60秒3。

結果的に好位を立ち回った馬が3着以内を独占した中、本馬は道中後方待機策から直線の入口で前が壁。さらには、そこから半ば強引に馬場の大外を廻り強烈な末脚で追い上げるも5着と敗戦。

その内容は、前残りの展開を大外16番ゲートから追い込むも、末を余した昨年の函館記念におけるサクラアンプルールとほぼ同様。

前項の詳細通り、まさにこの手のタイプが一変を魅せるのが近年の札幌記念の常套(じょうとう)パターン。

血統構成は、キングカメハメハ×サンデーサイレンス。

昨年の札幌記念は、キングカメハメハ産駒が複勝圏内を独占。

前途した昨年の勝ち馬サクラアンプルールも当種牡馬の産駒。

加えて昨年の1着2着馬は、キングカメハメハ×サンデーサイレンスの血統馬。この2頭は6人気、12人気の伏兵陣。

また、昨年の札幌記念は、1番2番3番の順番もそのままに1着~3着以内をキングカメハメハ産駒が独占。

逆に、大外枠を引き当てたキングカメハメハ産駒の2人気エアスピネルは5着に敗戦。

「内枠のキングカメハメハ」は、血統派の定石でもあり、あとは好枠を引き当てることができれば。

サングレーザーは、前走G1レース出走のディープインパクト産駒。母父は洋芝巧者のヴァイスリージェント系。

その臨戦過程も、血統構成も文句なし。

前走G1レース出走、ディープインパクト産駒、母父ヴァイスリージェント系と、マカヒキは、額面だけならサングレーザーとほぼ同じようなキャラクター。

相違点は約9ヶ月の休養明け初戦であること程度。

サクラアンプルールは、昨年の当レース覇者。

昨年は大外枠発走の函館記念を惨敗後に、1番ゲートを引き当てた札幌記念で快勝したように、内枠を得意とするキングカメハメハ産駒の典型のようなタイプ。

好枠から結果を残した前走の函館記念然り、そのリズム自体は昨年よりも上と言える臨戦過程だけに、ここも絶好の枠を引き当てたいところ。

ミッキースワローは、父がディープインパクト系、母父がトニービン系と、どちらも札幌記念に実績がある王道の系統馬。

小回りの芝2000mというシチュエーション自体も酷似する前走の大阪杯程度のパフォーマンスを出せれば、ここも当然勝ち負けを争うでしょうか。

【推奨馬】
スズカデヴィアス
サングレーザー
マカヒキ

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