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リピーターが走るJRA唯一のダ1700m重賞

2018年08月08日(水)


《エルムS》

【近4年傾向Pickup】※13年は函館開催

・距離短縮馬の相性がいい、特に前走3コーナー5番手以内の先行経験(距離短縮ローテで馬券に絡んだ7頭中6頭は先行経験あり)

・前走ダ1700m組は3着以内が条件(当該ローテで馬券に絡んだ4頭全馬該当)

・道悪馬場になると、父サンデー系、ノーザンダンサー系、エーピーインディ系が強い(過去4年中3年が道悪開催で馬券に絡んだ9頭全馬が該当)

・但し、良馬場では、サドラーズウェルズ、トニービンなどの重厚な血が効く(良馬場開催の一昨年は該当馬が7人気1着、4人気2着)

・パーソナルラッシュ、ジンクライシス、オーロマイスター、エーシンモアオバー、クリノスターオー等々、同じ馬が何度も好走する傾向も

【総括】

距離短縮馬に相性のいい重賞競走。

特に、前走3コーナー5番手以内の先行経験馬の期待値は抜群。

また、中央競馬会で施行されるダート1700m重賞は、本競走が唯一。

この状況もあってか、当舞台専門のいわゆるリピーターの好走率が高い点もエルムSならでは。

それら詳細は、ピックアップを参照。

当コンテンツからの推奨馬は、リッカルドです。

前走が交流G1帝王賞(大井ダ2000m)で3コーナー5番手の位置取りから4着の馬柱。

前項の詳細通り、距離短縮の先行経験は、当レースの特注馬柱。

また、本馬はエルムS3年連続の出走。

良馬場開催だった一昨年の覇者で、道悪馬場の昨年は6着。

今週末の天候は、平日の段階で晴れ模様。

地方競馬へ転入後の充実ぷりも含めて、良馬場であれば、一昨年のパフォーマンスは期待できます。

血統構成は、フサイチリシャール×オペラハウス。

母型は、欧州のスタミナ血統サドラーズウェルズ系。

すでに当レースで実績を残している通り、タフさが問われやすい良馬場でこそ能力を発揮するタイプ。

ミツバも、距離短縮の先行経験該当馬。

母父は、欧州のスタミナ血統ダンシングブレーヴを経由するコマンダーインチーフ。

前走で2000m重賞を勝ち切ったように、軽い馬場よりもタフなシチュエーションを好むキャラクター。

アンジュデジールの父ディープインパクトは、ダート戦であれば、総合力やスタミナが問われる競馬に強いタイプ。

本馬の地方交流重賞での活躍は、JRAよりもタフで時計を要する地方競馬だからこそ。

良馬場であれば、類似した方向性の適性が問われる当レースは適条件。

重馬場開催となった昨年の当レース1着馬ロンドンタウン、3着ドリームキラリは、ともに短距離寄りのスピード、軽い馬場を好むタイプ。

タフさが要求される良馬場の競馬であれば、やや評価を下げたい2頭。

【推奨馬】
リッカルド

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