2018年06月13日(水)
【近5年傾向Pickup】
・波乱必至(過去5年で馬券に絡んだ15頭中12頭が当日単勝4番人気以下)
・近2走以内に1400m以上出走馬の期待値が高い(過去5年で5人気以下で馬券に絡んだ9頭全馬該当)
・前走1200m戦出走馬は、上がり順位3番手以内の末脚の実績欲しい(過去5年で当該ローテで馬券に絡んだ3頭中2頭該当)
・父か母父ノーザンダンサー系、特にクロフネ産駒(ノーザンダンサー系の血を持つ馬は過去5年で3着内8頭、クロフネ産駒は馬券内好走3度でうち2回は当日単勝12人気以下の超大穴)
・父か母父キングマンボ系、グレイソヴリン系、レッドゴッド系などの、いわゆる欧州のスタミナ血統も有効(一昨年は該当馬が馬券内独占で3連単40万円弱)
・ディープインパクト、マンハッタンカフェ、ダンスインザダークなど、サンデー系もスタミナ指向強い種牡馬が有効
・基本的には、3歳4歳のフレッシュな馬が走りやすい(過去5年で複勝率39.0%、複勝回収率247%、昨年はワンツー、一昨年は4着以内を独占)
【総括】
言わずと知れた洋芝100%のスプリント重賞。
過去5年の函館スプリントSは、3着以内に好走した15頭中12頭が、当日単勝4番人気以下の人気薄。
いわゆる通常のスプリント重賞とは、問われる才能の方向性、ベクトルが異なるため、その波乱度も極めて高いレース。
洋芝100%の馬場設定だけに『洋』風血統馬、あるいは馬力に優れたパワー系の血統馬が走りやすい傾向も顕著。
それら詳細はピックアップを参照。
当コンテンツからの推奨馬は、ノットフォーマルです。
2走前に1800m重賞で先行経験、前走が芝1000m戦で上がり順位2番手の末脚で2着の馬柱。
ピックアップの詳細通り、近年の函館スプリントSは、近2走以内に1400m以上出走馬が断然有利。
近走が1200m以下の距離で、上位の上がり実績を持つ馬も有利。
本馬はこの双方に該当する特注馬柱。
血統構成は、キングマンボ系ヴァーミリアン×マンハッタンカフェ。
一昨年は、父か母父キングマンボ系血統馬が2着3着。
前項の詳細通り、通常のスプリント重賞よりもタフさを要求される当レースは、いわゆる欧州のスタミナ血統が非常に有効。
ノットフォーマル自身も、初勝利が洋芝100%の札幌芝1200m。久しぶりの短距離戦出走となった前走でパフォーマンスを急上昇させたように、本質がスピード指向で、年を重ねる毎にその特性が色濃く増してきたからこその前走の結果。
この一連の臨戦過程、血統構成から波乱演出の予感を漂わせます。
ラインスピリットは、前走1400m戦出走の特注馬柱。
血統構成は、スウェプトオーヴァーボード×トニービン。
今や、血統派ではなくとも一般的に認知されるスタミナ種牡馬の代名詞トニービン。
一昨年12人気1着と大波乱を演出したソルヴェイグも、母の父がトニービン系で距離短縮のローテだった1頭。
7歳馬にして、函館競馬場初出走というシチュエーションも、上積みが見込める強調材料。
尚、今年の函館スプリントSは、ジューヌエコール、キングハート、エポワスと、昨年の当レース上位馬がこぞって出走。
ローテーションと斤量面等々も含めて、昨年とほぼ同条件で挑めるのがキングハート。
ジューヌエコールは、斤量面と臨戦過程が昨年ほど優位ではないものの、メンバー唯一の3歳or4歳該当馬。ピックアップの詳細通り、基本的にはフレッシュな馬が走りやすい傾向も当レースのポイント。
エポワスは、好走したレースの大半が函館、札幌芝という典型的な洋芝巧者。昨年の結果然り、年齢を感じさせない若さも証明済。
【推奨馬】
ノットフォーマル
ラインスピリット
キングハート
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