2018年06月06日(水)
【近5年傾向Pickup】
・近年は、近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験か、近2走以内に1600m以下の競馬を使わている馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ8頭全馬が該当)
・近年はスピード指向が顕著で、芝1600m戦の勝利実績を持つ馬が走る(昨年は該当馬が3着以内を独占)
・サドラーズウェルズ、ロベルト、グレイソヴリン、ダンチヒ、ダンスインザダーク等々、スタミナ、馬力指向強い血統馬の穴好走目立つ(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ8頭中7頭該当)
・ディープインパクト、ダイワメジャー、ステイゴールド、ハーツクライといった主要のサンデー系種牡馬の産駒も至って順当(過去5年で馬券に絡んだ15頭中7頭該当)
・但し、雨で馬場が重くなった際は、末脚実績のあるスタミナ血統馬が浮上
【総括】
過去5年のエプソムCで、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ8頭は「近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験」or「近2走以内に1600m以下に出走」の何れかに全馬が該当。
近年の馬場作りの影響か、マイル以下のスピード、前向きな気性が有効になる傾向が顕著の重賞競走。
尚、先週の安田記念も、コースレコードタイとなる1分31秒3の高速決着。
この状況からも、通常の馬場であれば、今年も例年の傾向が引き継がれるでしょうか。
以上を踏まえて、当コンテンツからの推奨馬は、サトノアーサーです。
2走前の洛陽S(京都芝1600m)が、メンバー最速の末脚で1着。
前項の詳細通り、近年のエプソムCはマイル寄りのスピード指向が強く、近走で1600m戦を使われている馬、加えて芝1600m戦に勝利実績を持つ馬も有利。
血統構成は、ディープインパクト×Redoute's Choice。
父は言わずと知れた現日本競馬界のチャンピオンサイアー。東京芝1800m戦も毎年のようにリーディング1位を独走。2015年のエプソムCも、ディープインパクト産駒が複勝圏内を独占。
母父Redoute's Choiceは、豪州のリーディングサイアーを3回獲得したオセアニア競馬の超名血。
一昨年の当レース2着馬フルーキーは当種牡馬の産駒。スピード指向強い当レースは、豪州血統馬に相性抜群。
エアアンセムは、近2走の位置取りが何れも5番手前後。近走の先行経験が活きる傾向もスピード指向強い当レースならでは。
ロベルト系シンボリクリスエス×サンデーサイレンスの構成で、血統的にはやや重厚なタイプ。
昨年6人気3着マイネルハニーも、サンデーサイレンスとロベルト系の血を併せ持つ配合馬。
ピックアップの詳細通り、近年の当レースは、主要のリーディングトップサイアーの産駒以外は、重厚な血統馬が走りやすい方向性。
競走馬としてはスピード指向が強く、血統的にはスタミナ、馬力指向が強い、といったタイプが走りやすいレース。
尚、本馬も芝1600m戦の勝利実績を持つ馬。
ブラックスピネルは、芝1600m重賞の勝ち馬。昨年の京都金杯では1分32秒台の超高速決着に対応したように、スピードの持続性が問われるマイル寄りの1800m戦は得意。
父はブライアンズタイム系タニノギムレット。血統的にも重厚感ある背景。
ダイワキャグニーは、自身の勝ち鞍5勝全てが東京芝でのもの。
東京芝1800mは4戦3勝。当コースで唯一、黒星を喫した昨年の毎日王冠(4着)は、先着を許した3頭中2頭がG1馬。
加えて本馬は、芝1600m戦の勝利実績を持つ馬。
今回のメンバーレベルであれば、死角という死角は見当たりません。
尚、近年のエプソムCは、梅雨時期の芝重賞ということもあり、雨が降った際は、そのスピード傾向がやや削がれる方向性。
タフで時計の掛かる馬場であれば、スタミナと末脚の裏付けがある馬が浮上するレース。
相応の馬場コンディションであれば、サーブルオール、ゴールドサーベラス、バーディーイーグル辺りを。
【推奨馬】
サトノアーサー
エアアンセム
ブラックスピネル
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